2007-01-01から1年間の記事一覧
昨日、加賀テツヤさんが亡くなられた。 「ギター子守唄」「銀の鎖」など、グループサウンズ華やかなりし頃、大阪を中心に活躍していたリンド&リンダース、そのヴォーカルだったのが、加賀テツヤさん。 この欄でも、2005-6-06、2005-7-15他で取り上げている…
今日の「AVANTI」は、今年の総集編をやっている。 こういうコンテンツ重視の番組は、この手法が使えるからいいなと思った次第。 年末年始をただ、「よいお年を」「おめでとうございます」というありきたりな処理で終らせるのでなく、その時にしかできない番…
昨年は12/31まで仕事をしていたと思うが、今年はありがたいことに明日の12/29でほぼ終了。 色々なことがあった2007年もまもなく終ります。 コミュニティFMにとっては、今年はどんな年だったのでしょうか。 新局もいくつか誕生しましたが、閉局されたコミュニ…
Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"をマガジン感覚で作った番組と私は指摘した。 Wikipediaを見ると、番組企画はホイチョイ・プロダクションズと書いてあった。 「気まぐれコンセプト」(「ビッグコミック・スピリッツ)連載)や、私がこの欄でよく持ち…
Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"は確かにラジオの番組制作者としても、憧れる番組の一つではある。 上品だし、クオリティが高いし、構成の仕方にも無理がない。 私も心のどこかでは、こういう感じの番組を作りたいと思っている。 まず、無理だろうな…
Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"の評判がいいので、私も少し触れてみたいと思います。 おわかりだと思いますが、サントリー提供の番組は昔から制作費を相当かけているようです。 なにしろ、少し前まで月〜金帯で「サントリーサウンドマーケット」(55…
ジェットストリームに関しては、あらかた昨日のとおりすがりさんのコメントで述べられていたことに尽きるかもしれません。 「シンプルがゆえに、誰でも出来そうなところが罠」なんでしょうね。 でも、この表現、コミュニティFMにも言えるかもしれません。 …
ジェットストリームに挑戦した地方局のディレクターは、たいてい討ち死にするというコメントには笑いました。 そのまま同じように作ってもなかなかうまくいかないということでしょうか。 同じ材料、同じ作り方でも、できあがりは違うというのは料理の世界も…
昔と違って、ウェブサイトが充実した今日では、番組に関する付帯情報が簡単に見ることができるようになりました。 ジェットストリームのサイトも、それはそれなりに面白いものになっていると思います。 ただ、ラジオってもっとシンプルなものではないのか、…
城達也さんの「ジェットストリーム(JET STREAM)」、私は好きでしたね。 一時期は毎日自宅でエアチェックしていました。 イージーリスニングをシームレスで流してくれるので、BGMを作るのに重宝していました。 FM局に勤務しているのだから、わざわざ「ジェ…
先日、携帯電話を買い換えた。 電池がへたり気味なのと、接触不良なのか着信音が鳴ったり鳴らなかったりするからだ。 実働3年間の携帯電話だった。 私が携帯電話を持ったのは、まだ電話番号が030で始まる時代。 相手が東京から離れていると、頭の番号を040に…
さて、昨日FM東京のスタジオを使ったNHKのドラマ「婚約」のことを書いたのだが、その時に思い出したことを今日は書く。 多少記憶ミスがあると思うが、私が当時気になったのは次のストーリー。 確かな理由は忘れたが、山城編成局長(部長?)は、秋吉久…
先日、NHKドラマでFM東京を舞台にした作品があったはずと書きましたが、やっと簡単な情報を見つけました。 NHKの「ドラマ人間模様シリーズ」の一つでタイトルは「婚約」だそうです。 そんなタイトルだったかなあ、平凡すぎない?と思わないでもありません…
大阪のFM局、早い話大阪ミナミの湊町にあるFM大阪のパーティに顔を出してきました。 FM大阪が中之島から湊町に移転したのが5年前だそうで、その時に広告業界の方をご招待してパーティやって以来ずっとこの種の会合をやっていなかったそうです。 つま…
「木を見て森を見ず」なんて諺がありますが、今の私の心境は「木を見て森が見えない」という気分でしょうか。 やはり、現場に入り込むと全体が見えにくくなりますね。 今のラジオ業界がどの方向に向いているのかとか、デジタルラジオの現状はどうなっている…
プロフィールに「現在放送業界に仮復帰中」と書きましたが、最近ますます業界人から色々な話が寄せられるようになっています。 自分の興味以外のことはあまり聞きたくないのですが、せっかく話に来られるのですから面白そうに聞かせていただいています。 で…
私がはてなアンテナで登録させてもらっている、お笑いマスメディア論で、「little DJ 小さな恋の物語」という映画を知りました。 そのままをコピペします。 「病院で院内放送をする少年DJ、太郎(神木隆之介)は、放送を通じて周りの患者たちをあたたかく包…
ラジオの失敗の具体例を上げるのがいいことなのか悪いことなのかを考えている。 「失敗は成功のもと」なんて古くさい表現があるが、失敗の原因を整理しながら方法論を改善することによって成功が生まれるのだから、本当は具体的な話をもっとすべきなのかもし…
sparkさんのコメントに「AMステレオの失敗」という表現がありました。 確かに、AMステレオというのは失敗したのでしょうね。 誰がAMをステレオ化しようとしたのでしょうか。 狭い帯域を使ってステレオ放送を可能にさせる技術を見出したというのが原点だった…
私の偏った考えなのかもしれませんが、コミュニティFMに求めるものって何も考えつきません。 都会に住んでいるから、コミュニティFMの存在意義がイマイチ理解できないのかもしれません。 元々、ラジオに何かを求めている人の絶対数がテレビと比べて違いすぎ…
今のリスナーがラジオに求めるものは何でしょうか。 年配の方は、癒しなのかもしれません。 「ラジオ深夜便」などは、その典型でしょう。 聴取率調査の結果を見ると、50代以上の「ラジオ深夜便」の数字は他を圧倒しています。 無理して眠らなくてもいい人…
ラジオに求めるもの、作る側になるまでは、「娯楽・音楽・情報」だったと思います。 深夜放送となると、「コミュニケーション」なのかもしれません。 若者にとって、すべてが社会を学習する場だったのですから。 作る側になって、ラジオは自己表現の場になり…
おかげさまで事務所の移転も無事終了。 LANの接続も順調で、何とかネットに復帰することができました。 ただ、ちょっとハードな日程が続いたため、少々グロッキー(この言葉は死語に近い?でもタイムボカンシリーズで使っていたしなあ)なので、今日は軽いア…
TFMは、デジタルラジオに関してどんな対応をJFN各局にするつもりだったのかというコメントがありました。 私なりの考えですが、ヒントはデジタルラジオニュービジネスフォーラム(現マルチメディア放送ビジネスフォーラム)にあるような気がします。 このフ…
リスナーABCさんがとりあげておられた『どうせ、デジタルラジオなんか普及しないよ』という意見について、少し考えてみました。 デジタルラジオは普及するか?に答えるのはなかなか難しいですね。 元々、なぜアナログラジオを残すのかについて、確たる理由が…
少し前のショコラさんのコメントに、「自分はいいが、後輩に何も残せないのでは」という危惧が書かれていました。 私も同じ気持ちでいます。 最近でこそ、放送の世界に少しだけ舞い戻っていますが、業界への帰属意識はあまり持っておりません。 納得できなく…
2006-10-07のこの欄で、デジタルラジオについて比較的まとまった話をしています。 http://d.hatena.ne.jp/from3/20061007 特に、その時も紹介させてもらった以下のサイトは、私も納得できる点が多かったと思います。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article…
デジタルラジオに色々とコメントをいただきありがとうございます。 それに関連して、私の今の認識を少し書かせていただこうと思います。 J-WAVEがデジタルラジオから撤退したという印象は私にはありません。 2007-10-30と10-31のこのブログに「ハイブリッド…
さて、デジタルラジオを電波の効率利用の点から評価してきたのが私でした。 ただ、唯一気がかりだったのが、役所とTFMが突然言い出した「マルチプレックス」という事業体でした。 当時はVHFの4〜12CH帯をすべて「マルチプレックス」に割当て、それを「マルチ…
デジタルラジオが電波の有効利用に寄与すると昨日書いた。 今のように、大部分の電波帯域を一部の権利者に独占させている状態は好ましいとは思っていない。 もっと多くの方が電波利用の機会を平等に与えられる、それがこれからの電波行政に必要だというのが…