フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から12月

あっという間の1年でしたね。 今日は日曜日で、ちょっとゆっくりさせてもらいました。 気分が若干ゆるんでしまったので、昨日の続きを今日書くのは遠慮します。 色々、えらそうなことも書いている私ですが、業務的には様々なトラブルを抱えていまして、長い…

できないことが見えてくる日

ディレクターとして仕事を始めた頃は、すべてが初体験の日々。 何をどうやればどうなるのかもわからないし、人との付き合い方も分からない。 先輩が信じられないほど物事を知っていて、本当に自分もあんな風になれるのかと不安になったりしたものです。 この…

自分にウケる生き方

2008-11-23で紹介した岩月謙司さんの言葉に「人にウケる生き方ではなく、自分にウケる生き方をする。」というのがある。 これ、番組を制作するものにも参考にしてほしい言葉だ。 面白い番組を作るのが、多分番組を制作するものの目的だと思うのだが、じゃあ…

1500回目の書き込み

さて、今日の書き込みが何と1500回目ということになりました。 一度アップして後に削除した日もありますから、実際はもっと書き込んでいると思いますが、はてなとしては今日が1500日目となっているようです。 このブログを始めたのは、「はてなダイアリー」…

社員ディレクターのメリット・デメリット・6

さて誤解されると嫌なので、一言付け加えさせてもらいます。 2008-11-20に書いた「私もそういうスタッフと仕事をしているのですから、彼らを否定するつもりで書いたのではありません。トップマネジメント層が、安易に番組制作を考えていることに対する苦言と…

軽くブレイク改め、クリスマス商戦始まる

社員ディレクターの話を軽く休みます。 最近、むやみやたらに忙しいです。 という書き出しでアリバイ程度にアップして、26日には消去しようと思っていたのですが、「ショコちゃん..フフ」さんからせっかくコメントをいただいたので、このままにしておくこと…

社員ディレクターのメリット・デメリット・5

間違ってほしくないことは、放送局の制作現場を全部社員にしろと言っているわけではありません。 極端に言えば、ディレクターだけでもいいのです。 リスナーABCさんがご指摘の通り、「一流のDJや芸能人を演出するのには、その人たちと対等以上に対応できる…

社員ディレクターのメリット・デメリット・4

岩月謙司さんの「女は男のどこを見ているか」(ちくま新書)にこんな表現がありました。 「非常識なことをするのが改革。常識に縛られた人がリーダーになれば失敗する。」 昨日書いた、9割の人が反対するものでないと大ヒットはないという考え方と同根かもし…

社員ディレクターのメリット・デメリット・3

ある経営本にこんな表現がありました。 七割どころか、九割以上の人が「売れるはずがない」と反対するぐらいでないと、衝撃的な大ヒットはない。 これをこう言い換えてみました。 「九割以上の人がそんな番組作ってもヒットしないよと反対するぐらいでないと…

社員ディレクターのメリット、デメリット・2

私が社員ディレクターだった時、いつも思っていたのはどうしたら面白い番組ができるかでした。 面白い番組というのは、まず自分が面白いと思えるかどうかです。 生放送にしても録音番組にしても、後で聞いて「面白いなあ!これ」と思えるような番組です。 私…

社員ディレクターのメリット・デメリット

ディレクターは必ずしも社員である必要はない。 制作会社やフリーのディレクターをうまく活用している例もあるではないかという指摘は尤もです。 私もそういうスタッフと仕事をしているのですから、彼らを否定するつもりで書いたのではありません。 トップマ…

とりあえずアップ

今日は、来年の特番制作のため、半蔵門で打ち合わせをしておりました。 その後、クライアントと一緒に軽く食事会。 何故か、解禁一日前のボージョレー・ヌーボーの試飲までしてまいりました。 その後、チリワインを3人で2本ほど空けてしまい、完全に酔っ払っ…

制作は社員に

懇意にしている放送局の編成局長がいます。 私はその人をまあまあ評価していたのですが、その人の次のような発言には同意できませんでした。 「制作を社員がやる必要はない。第一、制作なんか誰でもできる。」 その人は、確かに管理職としてはそこそこ力を発…

社員ディレクターはいずこ?

ということで、私は放送局の社員として採用され、その半分以上を制作の現場で過ごさせてもらいました。 放送局は全国にたくさんありますが、私のように局出身の制作マンとして認知されるものはそれほど多くありません。 放送局には総務もあれば、営業もあり…

難波宮

写真は雨模様の大阪・難波宮(なにわのみや)跡です。 大阪歴史博物館の10Fから撮っています。 昨夜、大阪に移動し、たまたま今日が公的な施設入場無料の「関西文化の日」だったので、ちょっとよってみたのが、大阪歴史博物館だったわけです。 場所は、NHK大…

制作能力を高めるためには

制作マンとしての技量を上げるには、社員に制作をやらせる方が合理的ではないかと昨日私は書いたつもりです。 根拠といっても、これといったものはありません。 あくまで私の個人的経験から導かれた仮説です。 この仮説がどれだけコミュニティFMの制作能力…

制作費カットがもたらすもの

最近で驚いた業界ニュースは、日テレとテレビ東京が上半期赤字を出したということです。 年間40億、スポット売り上げ減などと書いてあるのを見ると、これは尋常ではないなと思ってしまいます。 テレビ広告から急速に広告費が逃げている、テレビ広告の費用対…

リトル・チャロ、佳境に

先月、NHK第二放送の英会話講座「リトル・チャロ」を賞賛しました。 月〜土、毎日15分の番組を一日3回放送。 日曜日は、1週間分を一気に放送するので、聞き忘れてもその時聞けばいいという編成になっています。 私は、毎週この日曜日の夜10時20分から11時50…

頭が痛い話

私のブログ、最近打合せで忙しい、的な表現が目立っていますね。 じゃあ、何の打合せをしているのかというと、FMで現在放送している番組が3つと、ある映画のプロモーション・プランが1つ、それに来年春のイベントプランが1つ。 後、IT系の仕事があって…

冬の時代?

リスナーABCさんのご指摘にあったV-LOWの総務省への提案ですが、これはどこに認可するという話ではなく、技術方式の提案なので全局が共同で提出したのだそうです。 これで、V-LOWの方式が決まったと考えられるので、後はどこが電波を管理するか(キャリアと…

今日は休もう

ある番組の打合せが続いていて、なかなか余裕ができない。 細部に関して私は関係がないので、そろそろ中座したいのだが、タイミングを逸している。 私以外は、みんな20代か30代。 ずっと、インディーズ系のアーチストの評価でああだこうだと止まらない。 そ…

音声プログラム・2

さて、その後飛行機で移動したわけですが、驚いたことに今月のANAのプログラムからミュージックバードの名前が消えていました。 他のチャンネルも見てみると、何か前と微妙に違っていたのです。 邦楽の新曲チャンネルだった5chが「Hot Music A−Line」…

音声プログラム

最近、乗りなれたせいか国内の移動は飛行機優先となりました。 その中でも、昔はJALが中心だったのですが、3年ぐらい前からANA一辺倒に。 前は、ANAは高いという印象で、何となく敬遠気味でした。 それが羽田に第二ターミナルビルができ、ANAがそちらに移っ…

単なる日記です

今深夜1時半です、先ほど大阪から東京に戻ってきました。 大阪での打ち合わせが少し長引き、関西空港発9時25分の最終ANAに乗れるかどうかやばくなりました。 いつも乗る空港バスは発車済み、仕方がないので南海電車のラピートに乗ろうと難波駅に向かったら、…

二兎を追うもの・・

前にもとりあげたと思いますが、私は番組的ノリとして、HTB制作の「水曜どうでしょう」を心から評価しています。 面白いとか構成がよくできているとかもありますが、私はあの場面からにじみ出る愛というか仲間意識というのがとても好きなのです。 みんな…

ウインズ続き

昨日書いたウインズの表彰式を写メしました。 一番右端にいるのがウインズの二人です。(頭を下げて礼をしているのが平阪氏) そしてこれが別室で撮影したもの。 後ろが平阪氏、前が亀岡氏です。 亀岡氏は根っからのミュージシャンで、こういう賞に対しては…

ウインズ・和歌山県文化奨励賞受賞

2008-09-02のこのブログでウインズ・全力投球と題して紹介した和歌山のデュオグループ「ウインズ」が、この度和歌山県文化奨励賞を受賞し、今日その発表会が和歌山県民文化会館であり、私も行ってまいりました。 ウインズについては、リンクを見ていただきた…

コミュニティFMを売ろう!・本編16

さて、コミュニティFMを売ろうというタイトルで、20回以上この欄に持論を展開してきたわけですが、ひとまず今回でシリーズを終らせていただきます。 言いたいことはまだまだあるのですが、皆さんからの反応がイマイチでブログへのアクセスが減っているという…

コミュニティFMを売ろう・本編15

コメントで指摘いただいたJCBAの営業ページを覗かせてもらいましたが、あまり更新されていないようです。 過去の実績として政党CMを全国に展開した例が出ていますが、2000年の話というからもう8年前。 8年前のことを実績として紹介されても、ユーザーとして…