フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

成功のイメージ

ゴルフを始めた頃、ある人に言われました。 「習うなら、うまい人に習いなさい。下手な人に習うと、下手がうつるから。」 上手はなかなかうつらないけど、下手はすぐうつるとも言われました。 忘れられない言葉です。 私は高校時代、学校の成績は凡庸でした…

前向きに

皆さんのご意見、本当にありがとうございます。 メールで建設的な意見を送っていただいた方々にも心から感謝しております。 それらを読ませてもらって心から思うことは「とにかく前向きに取り組まないとダメ」という結論です。 ぼやくだけでは仕方がないし、…

広告費

電通が毎年発表する日本の総広告費、2008年分がアップされたのでをチェックしてみました。 それによると、日本の広告費は6兆6926億円で5年ぶりに減少(前年比4.7%減)だそうで、媒体別では新聞広告費が12.5%減の8276億円と大きく減少。 テレビ広告費も7.6…

杓子定規・5

「クライアントが広告費として出稿していただいた以上、放送によってクライアントにその額以上のものをお返ししないといけません。」 昨日、書いたフレーズで、一番強調したかったところです。 放送局の人間は、あまりこういう発想には慣れていないのか、戸…

杓子定規・4

「クライアントには、無理をしない程度に金の卵を産んでもらえればいいのです。」、これ、零細なクライアントさんを相手にされる方にはぜひ覚えておいて欲しいことです。 ラジオに出稿されるということは、放送で商品を紹介したり、名前を覚えてもらうことで…

杓子定規・3

携帯電話アップバージョンは削除させていただきました。 では、本日の更新をば。 生CM、一本10万円。 本当にそんな価値があるのか、それはどうしたらわかるでしょうか。 私はこう思います。 実際、自分が商品を販売するとして、ラジオ局に1回10万円払ってそ…

杓子定規・2

生CM、一本10万。 これはディスカウントしません、人気の枠ですし、皆さんこの値段で今まで買っていただいています。 趣旨はわかるが、私は肯定する気にならないと昨日書きました。 本当に、その枠に10万の価値があるのか、それを証明してほしいという問いか…

杓子定規

こんなことがありました。 あるクライアントからラジオで生CMを打ちたいので協力してほしいと言われ、間を取り持ちました。 どの時間に本数をどれぐらい打てば、どういう結果が出るかを予測した上で、ラジオ局と交渉。 だいたいこういう感じで時間どりしてく…

リクエストありますか?

4月改編で周囲が騒然とする中、いつのまにか私も巻き込まれてしまって、じっくり現状を分析する余裕すらありません。 昨年の今頃、私はこう書いています。 「クライアントが落ちる話が7割、新規のプロモート話が3割というところか。 ディスカウントするか…

我慢していれば、何とかなる・・かな。

シベリア抑留を歌った、「異国の丘」という歌がある。(吉田正作曲) その一節が、「我慢だ待ってろ、嵐が過ぎりゃ 帰る日も来る 春が来る」。 今のラジオ業界に言いたい、今無理をするな、無理をすればそれだけ死期を早めるだけだ。 強制労働では、消耗した…

バレンタイン商戦終わる

バレンタイン商戦、今年はやや不発という印象でしたね。 バレンタインデーに土曜日や日曜日が重なれば、どうしても余分にチョコレートを買おうという動機付けが弱くなるようです。 森永製菓が男性からもチョコレートを送ろうというキャンペーンをしていまし…

どこまで落ちるの?

ある民放局の今年度の売り上げ予想を教えていただきました。 恐ろしいほど下がっています。 持ち直しする可能性はあるのですかと聞くと、まず無理でおしまいでした。 全国のラジオ局、今年度軒並み赤字というのもありえるかもしれません。 とにかくスポット…

VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(仮称)

放送業界紙を読んでいたら、「VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(仮称)」が設立説明会を開き、176社301名が出席したとあった。 例のデジタルラジオを推進する協議会である。 現在7chでデジタルラジオを放送しているDRPとは直接関係ないと書いてある…

サーバ接続不能

事務所で使っているパソコンがネットについに繋がらなくなりました。 原因は今のところ不明。 仕方なしに、他人のパソコンで今日の書き込みをしています。 マシーンの問題かもしれないので、新規に明日一台買いにいくつもりです。 なにしろ、LANに繫がってい…

営業にまつわる話・3

昭和62年(1987年)に出版された「ザ・業界」(エム・アイ・エー刊)というマスコミ業界を特集した本を読んでいます。 今から22年前のマスコミ業界のことを書いているのですが、その中味が今とほとんど変わっていないのが大変興味深いですね。 「テレビ離れ…

営業にまつわる話・2

コミュニティFMの営業担当の方って、ふだんはどんな仕事をされているのでしょうか。 営業にはルートセールスとか飛び込みセールスとか、色んな形態があると思いますが、具体的にはどうされているのでしょう。 私のいたFM局では、代理店の媒体担当さんにセ…

営業にまつわる話

ラジオからナショナルクライアントが逃げ出している、そういう感想を強く持ちます。 家電メーカーも極端に減りましたし、薬品関係もそうです。 風邪薬や胃腸薬のコマーシャル、ラジオで聞くことはほとんどありません。 受験時代は、眠気覚ましのオールPだと…

落ちる話

このシーズン落ちる話といえば、まず受験。 私が今まで学校を受験した回数は3回。 高校入試と大学入試で2回、どちらも1校しか受けていない。(ちょっと自慢) 後の1回は大学院入試。 結局、大学院には進学せず、FM局に入社。 あ、放送局の入社試験も含めた…

ラジオと料理・2

ラジオ番組を作ることは料理を作ることと似ている、私はそういう感想を持っています。 一流の料理人は、まず素材選びから始め、素材への目利きは鋭い。 今日、料理を食べる人はどんな人、どんなものを好んでおられるか、またその調理方法への注文は? 毎回同…

耳目を集める

あるコミュニティFMをこよなく愛する方の1/27のブログに、私にとってもすこぶる興味深いお話が書かれていました。 http://d.hatena.ne.jp/n4543/20090127 群馬県にあるコミュニティFM、沼田エフエム放送(FM OZE)主催の年始会の様子なのですが、一…

ラジオと料理

ラジオを作ることは、料理を作ることに似ていると前に書きました。 リスナーが望む料理を毎日出していれば、店が繁昌するかといえば、そうとも言えません。 リスナーが、常に自分が何を欲しているかを自覚しているわけではないからです。 奥さんから「夕食何…