フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽に興味がない若者?

あるFM局の方と話していましたら、「今の若者は音楽なんか聞かない」というような話になりました。 私は、そんなことはないでしょう、FM局が存立できるのは若者が音楽に興味を持つからじゃないですか、と反論しました。 「いや、昔と違って、今の子は音…

桜情報

夜桜見物に神田川沿いを歩いてきた。 桜並木が続く、歩行者専用の道があるのだ。 ほぼ満開の桜のやさしき色に、しばし妖幻の境地を味わった。 願わくば 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ 昔から好きな西行の歌。 梶井基次郎が「桜の樹の下には…

ネーミング・ライツ・3

2回にわたりネーミングライツを取り上げたわけだが、意外と反応があった。 面白いですねえという意見、そんなの無理ですよという意見、何だかなあという意見など様々。 3セクのコミュニティFMとか大企業がバックにあるコミュニティFMなどは、「局名を変えよ…

ネーミング・ライツ・2

昨日の続き。 例えば、あるコミュニティFM局が今年からFMなっちゃんに変わることになったとしよう。 当然、放送局へのイメージも、あのオレンジ色の「なっちゃん」になるわけだ。 局のサウンドロゴも「FMなっちゃん〜♪」だし、ステーション・ブレイクには「…

ネーミング・ライツ

ネーミングライツ、命名権と訳されている。 味の素スタジアムを皮切りに、スカイマーク、フルキャスト、京セラドームと増える一方。 このあたりにもラジオ広告費が減っていく理由があるのかもしれない。 ま、それは勘ぐりすぎかもしれないが、このネーミング…

地上波デジタル

所用で新宿にでかけると、東口側で地上波デジタルテレビのキャンペーンに出くわした。 2011年でアナログ放送終了!と大々的にかかれ、テントの中で地上波デジタル放送のモニターがあちらこちらに置かれていた。 早い話、テレビを買い換えろというキャンペー…

デジタルラジオ第二ステージ

地上波デジタルラジオが第二ステージに入ったのだそうです。 今日、秋葉原で行われたTFM主催のフォーラムの情報交換会に参加して知りました。 正直、地上波デジタルのビジネスモデルがどういうものになるのか私にはまるでわかりません。 わかったような発言…

リスナーとの距離感

TBSのアナウンサーの方が、面白いことを言われました。 これは先輩から教えてもらったことですが、ラジオは相手を親友だと思ってしゃべれ、テレビは相手を家族だと思ってしゃべれといわれました。確かにそうだなと今も肝に銘じています。 言い換えれば、視聴…

RABJ・3

ラジオ広告費が減少傾向であることは既に自明のことである。 昨年度比99.1ということは、現場感覚では10〜20%は落ちている感じになるのではないだろうか。 だから、制作費も20%カットなどという方針が決まったりするのだろう。 昨日のNHKの報道特別番組で…

公開生放送

今日も大阪におります。 ディアモール大阪で行われていたエフエム大阪の番組を少し見学してきました。 ゲストが松たか子さんということもあってか、大層賑わっておりました。 やはり、華のある人がいると盛り上がり方が違いますね。 ただ、いつも思うのです…

RABJ・2

昨日は雑談で埋めてしまったが、今日はお約束どおり、RABJの続き。 ラジオ局ができなかったマーケティングを代わりに開発しようというのがRABJの目的のようだ。 誰もやらなかった(やれなかった)ことをボランティア的にやろうという意図も感じられる。 ご苦…

雑談

今日は関西におります。 昼間、小山乃里子さんのラジオを聞いていたら、同時進行のWBC日本=韓国戦の話ばかりで、誰も曲なんか聞いていない、番組なんか気にしていない、とのこと。 いいですねえ、ラジオですねえ、やはり今起こっている皆が興味を持っている…

RABJ

RABJをご存知だろうか。 日本ラジオ広告推進機構というのが正式名称のようで、早い話、ラジオ局に代わってラジオのマーケティングを行ってくれる団体とでも言おうか。 「ラジオの力を伝えたい、RABJは純粋にそれだけを考えています」、Webのキャッチーとして…

Radio is red Hot キャンペーン

「Radio is red Hot キャンペーン」、80年代に展開されたキャンペーンであることは2005-11-15にとりあげた。 ラジオは赤く燃えている、とでも訳せばいいのだろうか。 こんなにラジオには活気がありますよ、と広告主にアピールしていたわけだ。 だが、昨今の…

オーディション

私が推薦していたタレントさん、先日あるオーディションを受けて、見事に落ちてしまった。 きっちり原稿を読めて、安定感のある子に決まったらしい。 個性だけは誰にも負けないタレントさんだったが、いかんせん声がハスキーすぎた。 森進一を売れると思った…

私の愛したラジオ・2

昨年の夏、私がプロデュースしたイベント「なにわ音楽博覧会」で「ビート・オン・プラザ」を取り上げた。 70〜80年代にFM大阪の人気番組だった「ビート・オン・プラザ」を特集したコーナーには、「毎日聞いていました。本当に感謝してもしすぎない番組でし…

私の愛したラジオ

親しみやすく、安価、手軽、それがラジオなのだそうです。 忘れていましたが、情報が速いというのもラジオの特徴というのですが、コミュニティFMだとその速さはどれぐらいなのでしょうか。 例えば、放送をしていて消防車のサイレンが聞こえる。 「あ、どうや…

ラジオのイメージ

ネットで「2003年全国メディア接触・評価調査」というのを見つけた。 新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネットの印象調査をやっているのだが、これを見ていると如何にラジオのイメージが薄いかがよくわかる。 辛うじて、評価されているのが「手軽に見聞…

インターネットラジオ

夜になって聞くラジオもないので、久しぶりにインターネットラジオを聞いている。 もっぱら、60〜70年代のヒット曲チャンネルにあわせる。 フィービ・スノウの「ポエトリー・マン」が流れてきて、とても懐かしい思いがした。 76年ごろだったか、私が初…

全休

久しぶりの全休日。 永六輔さんを聞き、NHK第一の「ぼやき川柳」を聞き、夜になってナンセンスな「四番なかやま」を聞き。 今はウンナンが鳴っている。 何も考えないで、ぼーとしている。 また明日。

テレビを見ない

昨日は、酔ってしまって、この欄に書き込んだ事も覚えていないほどだった。 何を言いたかったのだろうと、朝起きて考えてしまった。 業界にはどうしようもない連中がのさばっているというような話をしたかったのだろうか。 ま、芸能界なんて所詮そんなものと…

番外

先ほどまで渋谷である芸能プロダクションの方と会食しておりました。 危機意識は共有しているのですが、個々の場面では利害が対立したりしています。 でも、付き合いはもう20年ぐらいあります。 心のどこかではつながっている、そういう気持ちが危機意識の共…

憧れのDJ

ある新人DJに聞いてみた。 「憧れのDJって誰?」 「そうですね、××さんとか、〇〇さんとかですね。」 「そう、僕は小林克也さんなんかDJとしてすごいと思ったんだけどね。」 「小林克也さん?」 「そう。」 「誰ですか?その方」(全員こける) 私の時代なら…

シンポジウム・3

現場でコミュニティFMを支えている方たちのお話をお聞きした。 私が今までに書いてきた状況が日常の現場にある、どうしたらいいのかと迷っているという話が多かった。 現場に答えがない、というのだろうか。 誰も現場の疑問に答えられない。 どうしたら、コ…

シンポジウム・2

犬山商工会議所で行われたコミュニティFMのシンポジウム。 地元のいくつかのコミュニティFMの方々とも情報交換させていただきました。 又、これから開局を準備されている方も熱心に話を聞いておられました。 そのコミュニティFMに機材を納入しようという業者…

シンポジウム

昨日書いたミスDJ(あるいはミスキャンパスDJ)のはてなの解説を見ました。 DJの面々を見てみると。 斉藤慶子(熊本大学)/長野智子(上智大学)/向井亜紀(日本女子大学)/川口雅代(日本大学)・千倉真理(成蹊大学) だそうです。 すごいですね、未だに現役で活躍し…

ミスDJ

「波の数だけ抱きしめて」の中山美穂はよかった。 赤道小町ドキッとでも形容すればいいのだろうか。 湘南の海に合わせて、顔を真っ黒に日焼けさせ、健康な海辺のDJを演出していた。 あ〜、こんな子がDJをやっていたのか、いいなあ〜。 浜辺のスタジオでDJを…

波の数だけ抱きしめたい

私がこだわる映画「波の数だけ抱きしめて」については、何度かこのブログでも取り上げてきた。 コミュニティFMに求める世界は、中山美穂や織田裕二たちが繰り広げる青春群像の世界なんだと繰り返し語ってきたと思う。 あんな世界がコミュニティFMの局舎内で…

人事異動

昨夜は、またまた銀座に出て、業界人たちと会食。 飲みすぎて、帰宅後バタン。 酒に弱くなるばかりの私である。 話題は、主に局の人事異動の話。 これで、業績が上向くかどうかとか、デジタルラジオがこれで加速するかどうか、など。 千葉のBAY-FMが急速に盛…