2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧
サイトの話を続ける。 ある放送局の編成担当が、リスナーの要望などをインターネットで受け付け、それに対してできるだけ返事を書くということを始めた。 まだインターネットが今ほど一般的ではなかった頃のことだ。 担当は、パソコンもそこそこ使えることが…
コミュニティFMで、インターネットのサイトを持っていないところは、まさか無いだろう。 どこも、放送局のホームページとして何とか体面が保てるぐらいのサイトの仕上がりぐらいにはなっているはずだ。 しかし、問題はサイトがあるとかないとか言うことでは…
コミュニティFMを手伝ってくれるのはいいが、必ずしも熱心に放送を考えていそうにないボランティアの人がいるようだ。 自分がそこに出ているだけで幸せ。 番組を作っているだけで満足。 放送局の雰囲気を毎回味わえるだけで、楽しい。 結果、リスナーにまで…
コミュニティFMにはボランティアは必須みたいな話がよく書かれている。 私はどうもこれが納得行かない。 ボランティアというのは、公共の利益のために無償で労役を提供することだと認識している。 一体、コミュニティFMにそんな使命的なこと何かある? ボラ…
コミュニティFMで一番多いのは三セクが経営している局だ。 災害時の地域情報を伝えるには、コミュニティFMが一番効率がいいとか言って、行政主導の局が次々にできた。 郵政省(現総務省)が、コミュニティFMを作る条件に、地方自治体との交渉を義務付けてい…
成功しているかどうかはともかく、出演者がスタジオで心から笑っている映像をサイトにアップしているコミュニティFMは、リスナーがついているなという推測ができる。 自然な笑顔の出る放送局は、自然な心の通いあいがある放送局である。 心の通いあいさえあ…
コミュニティFMは地域情報を流すメディアだと言われている。 役所、消防署、警察、などの公的な情報や、地域の企業情報に文化情報。 商店街のお店情報。 これらを放送することによって、宣伝費をもらう。 これが、一般的なコミュニティFMのビジネスモデルだ…
昨日のコミュニティFMの人も言っていたが、広域FM、つまり1千万人以上のリスナーを相手にする局も、2〜3万人程度を相手にするコミュニティFMも、実際にかかる費用はそれほど変わらないのだ。 規模にあわせた制作費で番組を作ろうとしたら、それはとてつ…
あるコミュニティFMの人からメールをいただいた。 参考になると思うので、その一部を転載させてもらう。 で、自己評価した結果経営の全体をCMに依存するのはやめようと決めました。 費用対効果の話に疲れたからです。 そりゃあ、番組は一所懸命作ります。リ…
日本のラジオって、結構簡単にリスナーを無視する。 人気番組も、スポンサーが降りたら、即終了。 後には、いくらでも別のスポンサーが自分達のやりたい企画を持って待っている。 人気があろうがなかろうが、スポンサーあっての商業放送なのだ。 リスナーの…
リスナーが放送局に期待していることの一つに、自分の代わりに何かをしてくれるというのがある。 自分の代わりに、スーパーのお得な情報を探してきてくれ。 自分の代わりに、自分の知りたいニュースをもらってきてくれ。 自分の代わりに、今、巷で一番はやっ…
NHKが夜中に放送している「ラジオ深夜便」。 そんなに聴取率がいいというわけではないかもしれないが、聞いたことがあるという人は多い。 深夜の人気番組として、お年寄りの間では話題だったりする。 何しろ、中年以上で夜中にラジオでも聞きたいなと思って…
コミュニティFMの方々から、メールをよく頂く。 今のところ、何でこんなこと書くんじゃ!と怒って来られる人はいない。 その通りです、何とかなりませんかという方。 コミュニティFMには限界があります、でも、私はこんな風に頑張っていますという方。 読み…
コミュニティFMの皆さんに言いたい。 リスナーの前で見栄をはるな。 おれたちはこんなに凄いとカッコをつけても、リスナーはすべてお見通し。 滑稽なだけだ。 聞く気がしなくなると思われかねない。 CDがない、買う金もないと普通に言えばいい。 リスナー…
コミュニティFMなんて、面白くない。 儲からないし、ろくでもない人間ばかりが集まって来る。 どんどん潰れてしまえばいいのだ。 少しは政府も、放送行政を反省するだろう。 そんな声をよく耳にする。 確かに、少し前迄の放送行政は、まあまあ順調に動いてい…
コミュニティFMのDJが抱く絶望感、それは原稿がないということだろう。 つまり、マイクの前にいても、話すことがないというか。 DJなら、喋る内容ぐらい自分で考えろと言われる人は多いが、良い番組にしたければ、何でもかんでも自分でやるのはやめたほうが…
先日、私の友人が長く協力してきたコミュニティFMを辞めた。 彼はボランティアではなく、制作スタッフとして朝のワイド番組を毎日作ってきた。 安い制作費で、編成局長からあれもやれ、これもやれと命令されてきた。 人の良い彼は、結局おれがやらないとボラ…
まともに稼げないコミュニティFMは、まともなギャラも払えない。 私なんか、自分の財産使って経営しています、なんてことを平気で言う、オーナーもいる。 そんなの経営者としては恥だろう。 企業というのは、利益を出してこその企業だろう。 労働者を搾取す…
コミュニティFMが一番重視しているのは地域情報だろう。 今日、こんなことがある、あんなことがある。 どこそこへ行けば、こんなに楽しいことがあるとか、得をするとか。 本当にそういった生き生きした情報が紹介されるなら、地域の人が聞かないはずはない。…
今日、ある放送局の人と情報交換をした。 放送はもう電波だけで勝負していたらダメで、インターネットとか携帯電話とかを使ったビジネスを仕掛けていかないと、という話になった。 その人は、今はデスク的な仕事をしているのだが、先日までIT事業部にいた…
コミュニティFMのことをぼろくそに書いているように見えるかもしれないが、これぐらいのことを言っておかないと伝わらないと思って書いている。 今日は、ちょっとフォローしておく。 コミュニティFMの中にも、面白い番組を作っているところもある。 まあまま…
キュー、つまりきっかけを与えるのがディレクター。 はい、ゆくよ、指突き出したら、喋り出してねえ。 3、2、1、キュー。 「こんにちわ〜」 はい、番組終了迄、後1分半だから、最後しめてね〜、ほんじゃいくよ〜、キュー。 「いかかでしたか、今日の番組…
コミュニティFMでも普通のラジオでもそうだが、番組を作っている側で一番大事なことは、聞いているリスナーの姿が見えているかどうかだ。 家事をしながら聞いている人もいるだろうし、車に乗りながら聞いている人もいる。 深夜放送になると勉強しながら聞い…
今日から、簡単にコミュニティFMの番組はこう作れ、みたいな話を書く。 皆さんの質問や感想があれば又下さい。 番組には、もちろんだが起承転結がある。 面白い番組は、ちゃんとこの法則に乗っ取っているのが普通だが、たいていのコミュニティFMの番組は無茶…
能力のある人は、無駄なことを切り捨てるのは早い。 ループするような議論には、なるだけ近寄らないし、無駄をわかっていても尚その作業をやめようとしない人が嫌いだ。 そんな人が権力でも持っていようものなら、もう能力のある人は絶望するしかない。 コミ…
放送局に就職しようと思ってもなかなか入れない。 私なんか、たまたまFM局に入社できたが、それも当時はまだメジャーな存在じゃなかったからだろう。 競争率は100倍以上。 しかも、コネ入社が横行している世界である。 よほど、頭と運がなければ放送局には…
10万円程度の金もなく、新しい機器も導入出来ないコミュニティFMの多いこと。 一体、最初に使った下らない金をどう総括するのだろうか。 資本金もあったし、毎月の補助金もあった。 これだけお金がかかりますと言われ、深く考えもせずに使った金。 あれは何…
制作費カットの悲鳴がコミュニティFMの方から又聞こえ始めた。 どこまでカットしたら気が済むの? 増収はもう諦めたのだろうか、売上予算も立たなくなってしまったようだ。 自治体の補助金で何とか数字を作っていたコミュニティFMは、とりわけ制作費のカット…
フロムさんは、今日はあるFM局の方々と先ほど迄飲んでいたため、 酔っぱらってしまいました。 何も書けません。 明日に期待して下さい。
普通のFMであれ、コミュニティFMであれ、売れる番組というのは、話題性のある番組である。 情報発信型番組と言うか、魅力あるパーソナリティ番組と言うか。 話題になれば、当然スポンサーもほってはおかない。 そりゃ、大した金は出ないかもしれないが、何…