フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオに求めるもの・3

今のリスナーがラジオに求めるものは何でしょうか。
年配の方は、癒しなのかもしれません。
ラジオ深夜便」などは、その典型でしょう。
聴取率調査の結果を見ると、50代以上の「ラジオ深夜便」の数字は他を圧倒しています。
無理して眠らなくてもいい人、朝早く、時には夜中に目が覚めてしまい、することがなく聞いている人。
私も、2時過ぎまで何かの作業をしていて、さあ寝ようと思いながらラジオのスイッチをいれ、「ラジオ深夜便」にしばし耳を傾けるということもよくあります。
ラジオ深夜便」なら、毎日聞いてもいいかなと思うこともあります。
別に面白いというわけではないのですが、何となく近しい感じがするとでもいうのでしょうか。
自分が素直な気持でそこにおられる、それが「ラジオ深夜便」なんだと思います。
事務所で働いている人には、何となくかけているラジオというのがあるようです。
FM局もありますし、AM局もありそうです。
私はあまり聞きませんが、たまにTBSの「ストリーム」をかけたりすると、多分こういう人たちが聞いているんだろうなと感じることもあります。
車に乗りながら、ラジオを聞いている人たち。
今のところ、一番商売につながっているリスナー層です。
クライアントの方も、マイカーに乗りながら聞いているということをよく言われます。
自分が車で聞いているから、ラジオもそれほど高くないからついでに使ってみるかと思われているのではないでしょうか。
いわゆる暇つぶしのためのラジオといえるでしょう。
F1層となると、よく言われるのが化粧をしながら聞くラジオとか、お風呂に入りながら聞くラジオとか、友達と一緒に聞くラジオなどというのがありそうです。
そういう情報、そういう音楽、いわゆるオシャレ空間の演出用アイテムとしてのラジオでしょうか。
問題は、若者です。
それも10代のヤング層。
正直、今の私にはとっても苦手な層です。
昔の私を考えようと思っても、ライフスタイル自体が違っているような気がして自信をもてないというのが実感です。
コミュニティFMの皆さんは、10代のヤング層にどんな番組を提供されているのでしょうか。
悩める私にご教示いただければ幸いです。