フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

デジタルラジオは普及しない?

リスナーABCさんがとりあげておられた『どうせ、デジタルラジオなんか普及しないよ』という意見について、少し考えてみました。 デジタルラジオは普及するか?に答えるのはなかなか難しいですね。 元々、なぜアナログラジオを残すのかについて、確たる理由が…

私の立場

少し前のショコラさんのコメントに、「自分はいいが、後輩に何も残せないのでは」という危惧が書かれていました。 私も同じ気持ちでいます。 最近でこそ、放送の世界に少しだけ舞い戻っていますが、業界への帰属意識はあまり持っておりません。 納得できなく…

デジタルラジオ考・6

2006-10-07のこの欄で、デジタルラジオについて比較的まとまった話をしています。 http://d.hatena.ne.jp/from3/20061007 特に、その時も紹介させてもらった以下のサイトは、私も納得できる点が多かったと思います。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article…

デジタルラジオ考・5

デジタルラジオに色々とコメントをいただきありがとうございます。 それに関連して、私の今の認識を少し書かせていただこうと思います。 J-WAVEがデジタルラジオから撤退したという印象は私にはありません。 2007-10-30と10-31のこのブログに「ハイブリッド…

デジタルラジオ考・4

さて、デジタルラジオを電波の効率利用の点から評価してきたのが私でした。 ただ、唯一気がかりだったのが、役所とTFMが突然言い出した「マルチプレックス」という事業体でした。 当時はVHFの4〜12CH帯をすべて「マルチプレックス」に割当て、それを「マルチ…

デジタルラジオ考・3

デジタルラジオが電波の有効利用に寄与すると昨日書いた。 今のように、大部分の電波帯域を一部の権利者に独占させている状態は好ましいとは思っていない。 もっと多くの方が電波利用の機会を平等に与えられる、それがこれからの電波行政に必要だというのが…

デジタルラジオ考・2

デジタルラジオのメリットを少しまとめて書いておこう。 前に書いたことと重複するのはお許しいただきたい。 1つは何と言っても、電波の有効利用につながること。 電波に対する国民的な需要が高まっているにもかかわらず、アナログ電波が帯域を取りすぎてい…

デジタルラジオ考

今までこのブログでデジタルラジオについてどんな発言をしてきたかを、「デジタルラジオ」で検索して調べてみた。 ざっと50回ぐらい、何か書いている。 2005年ぐらいから始まって2年間ぐらい書いてきたのだが、この夏ぐらいから「デジタルラジオには興味がな…

今日も休載

ショコラさんからラジオのデジタル化をどう思うかと聞かれて少しどきまぎしています。 居ずまいを正して、ちゃんと書かないといけないのですが、先ほどある広告代理店の方から話があると言われて出かけないといけません。 私と関係のある件で相談したいと言…

続き

リスナーABCさんのご指摘「・パーソナリティのファンじゃないと聴く気にならないTFM ・誰でもオープンに気軽に聴けるJ-WAVE」というのは、なかなか含蓄がある表現だと私も思います。 確かに、有名アーチストを並べるのはいいのですが、それだけ一般人として…

16.7%減?

業界紙を見ていて、TFMの中間決算が16.7%減という数字に驚いた。 言い換えると、昨年の83.3%しか売上がなかったということで、容易ならざることだなと思ったわけだ。 TFMはサイトに決算の数字をアップするので、半信半疑で覗いてみることにした。 そ…

喋り手の心得

ラジオの喋り手の心得で一番大事なこと、それはリスナーを優先するということだ。 商業放送なら、クライアント優先、代理店優先という面はあるが、それは喋り手がやらなくても営業やプロデューサーが引き受けてくれる。 喋り手は、どんな場合でもリスナーを…

頭で理解しても・・

タレントの卵君が、指導役のディレクター君と議論している。 「どうして、こういう話題をここに持ってくるの?何を言いたいわけ?」 「ええ、昨日新聞を見て、あ、これは面白いと思った記事があって、それをちょっと原稿にしてみたんですけど・・。」 「で、…

個人的には

私がアシスタントに採用する人は、気配りのできる人でしょうね。 自分を主張するのを優先するのでなく、空白になりそうなところを率先して埋めていくタイプがいいと思っています。 気づいたことは、どんどん動いて実践する。 露出される部分にばかり目が行く…

ハスキー・3

書き忘れていましたが、小林克也さんから学んだことの続きです。 取材した音源の編集の仕方だったと思いますが、ある人のしゃべりに次の人のしゃべりをぶつけると自然とスピード感が生まれると言うのです。 アメリカのテレビのニュース物を見ているとわかる…

苦しい経営?

私のアンテナにエントリーさせてもらっている「お笑いマスメディア論」の本日欄で、広島のコミュニティFMが閉局というニュースがのせられている。 中国新聞にあった記事の紹介があるのだが、頭で「広島市佐伯区のコミュニティーFM放送局『FMななみ』が12…

ハスキー・2

ラジオ番組というのは、喋り手の声が命です。 喋り方に不快な癖のある人は、いくら中味があっても使えません。 みんなが安心して聞ける声で、できれば耳に心地よく聞こえる声であればラジオ番組としては大歓迎でしょう。 私が仕事をしていく中で、この人は本…

ハスキー

週末の渋谷の夜は相変わらず賑やかでした。 のんべえ横丁でカウンターに座って焼酎を飲み、どこの誰やらという方と議論したり、名刺を交換したり。 今、その名刺を見ながら、顔すら思い出せず状態です。 ああ、頭が痛い。 気をとりなおして、今日の書き込み…

ラジオ番組を作る・3

最近、FM番組を制作していると書いたが、実は少し出演もしている。 演出上、ここに一人の受け手がほしいと思ったが、そんな金もないので自分で出演することにした。 制作者としては、番組を構成する上で色んな役割をする人が必要になってくる。 ロール・プ…

業務に追われる

今日も明日もマネージメント関連の作業で終りそうだ。 せっかくsparkさんがコメントを下さったので、この欄に書き込むことにします。 11/7は休みということで。 今の私の課題は、ラジオを売るということです。 AM番組を商品化するのは私の任ではないので、専…

ラジオ番組の作り方・2

一昨日の続きである。 顧客のつかみ方として、「トライヤー→リピーター→ロイヤル・ユーザー」という図式を説明したと書いたが、それは「放送局のウェブサイト・5」の中だった。 これはウェブサイトのマーケテイングを書いているわけだが、ラジオにも同じよ…

日曜日〜

今日の書き込みをしようと思っていたら、いつもの編成局長から電話。 仕方がないので、つきあうことになった。 近くの蕎麦屋で鴨なべを食う。 話題は何故か姫路の話に。 彼が育った町だという。 姫路城の堀に、ホテイアオイが一杯とか、菱も多いとか、確か、…

徒労

朝から、本来の企業マネージメントに励んでいたのだが、ささいなことでデータの幾つかを失ってしまった。 今から、やり直し。 はあ〜いやになる〜。 徒労というか、私のやることが蟷螂の斧というか・・・。 多分、明日は書く時間もできると思うが・・・。 さ…

ラジオ番組の作り方

昨日、あるコミュニティFMの番組に、フックがない、DJに興味もわかないと書いた。 とにかく、何か感じるところがあれば、また聞こうという気になると思ったものだ。 トライヤーからリピーターにユーザーが進化するには、それなりの条件が必要ということだろ…

ラジオ接触率

この1〜2年の傾向なのだが、私のラジオ接触率はかなり高い。 逆にテレビを見る機会というのは、格段に減ってしまった。 ゴールデンタイムのバラエティ番組も連ドラもほとんど見たことがない。 見ても何も得られないという気分なのだ。 辛うじて、日曜日の大…