フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオに求めるもの・4

私の偏った考えなのかもしれませんが、コミュニティFMに求めるものって何も考えつきません。
都会に住んでいるから、コミュニティFMの存在意義がイマイチ理解できないのかもしれません。
元々、ラジオに何かを求めている人の絶対数がテレビと比べて違いすぎるような気がします。
テレビに求めるものといえば、意外とクリアな答が出せそうなのですが、ラジオというとさてどうなんでしょう。
ラジオなんか聞いたことがないという人も、そこそこおられそうです。
放送倫理・番組向上機構の委員会でTBSラジオの方は次のような発言をされています。

AMラジオのセットインユースは10年前に比べて下がっており、リスナーの高齢化が進んでいる。50歳代以上が大半で、“昔の世代の人”が聞き、若い人がどんどん少なくなる傾向にある。
じゃあ、若い人はFMを聞いているのかというと、これもNOなのではないでしょうか。
高齢化の進むリスナーをAM/FM/コミュニティFMでとりあっているだけでは、ラジオに未来はないと私は思います。
じゃあ、どうしたらいいのか。
その答を出すのは、ラジオ業界以外にありません。
その答がデジタルラジオでもかまわないのです。
でも、デジタル化したら、若い層がラジオを聞くのでしょうか。
何かソリューションがあるのでしょうか。
何もなしで、国策だからデジタル化を推進し、ついでに電波の利用権を独占しようとしているだけではないでしょうか。
コミュニティFMも、「昔の世代の人」をターゲットにして放送を続けることを良しとするか。
理念ではなく、実際の試みを今から始めていってほしいと思うのです。