フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

フロウからストックへ

これからの放送局の一つの生き方として「フロウからストックへ」という概念を提起したい。 従来の放送は、電波は宇宙に飛び出してそれで終わりだった。 電波も時間もただ消費されて捨てられていたといえる。 しかし、今や時間もコンテンツも簡単に固定化でき…

何かが始まる?

「つばさ」始まりました。 今のところ、何も起こっていません。 さて、何かが始まるのはいつでしょうか? 気長に待ちますか。 NHKラジオ「リトルチャロ」が先週めでたく終わりました。 原作者のわかぎえふさんも出演して、なかなか面白い最終週でしたが、番…

しばらくは・・

あるアーチスト出演の番組、第一回目の収録が終わりました。 前と違って、今では番組収録ついでに、ポッドキャスト用素材、携帯ダウンロード用素材、番組のウェブサイト画面なども用意しないと一流ではない、みたいな風潮がありますね。 残念ながら、放送局…

人事異動は嫌い?

某局、4月1日付けで人事異動。 最近は、新入社員の採用も不定期になり、4月にフレッシュな顔を見るのも珍しくなったラジオ業界です。 しかも、売上げが年々落ちているのですから、社員を新たにとってもペイする自信がないかもしれません。 春はまだまだ遠い…

相当ひどいそうです・・

あるラジオ関係者の話では、4月以降、相当ひどいそうです。 何が? もちろん、売上げが・・。 まともなタイムの出稿が激減した、とにかく後はどういう額であれ、空き枠を埋める作業に追われているそうです。 千万単位の減ですから、埋めるといっても大変で…

笑いを禁じえない?

日本は一日WBCで盛り上がりました。 あちこちで悲鳴、あちこちで拍手。 もうどっちも勝たしてあげたらと思ったりしましたね、9回の裏に。 真剣勝負を挑んで、負けてしまった韓国、イチローと勝負したのは、あれは意地だったのでしょうか。 おかげで面白…

R25・その2

R25の話を続けます。 何故、この雑誌(フリーペーパー)がR25、すなわちターゲットを男性25〜34歳にしたのか。 私の推測では、多分深い意味もなく、そう設定したのだと思います。 表面的な解釈では、まず学生ではない層を対象にする、できればヤングサラリー…

また明日

R25の続きを書こうと思いましたが、個人的な理由でお休みします。 また明日。 では愛想がないので、最近読んだ野村克也「巨人軍」(角川書店刊)の話を。 「日々変わっていくチームの未来をいかにイメージし、実際に作り上げていくか、そういう能力こそが…

R25

R25というフリーペーパーがある。 首都圏のみで配布されているので、知らない人もおられるだろう。 リクルートが発行しており、部数60万部ということだからその影響は大きい。 メジャーなクライアントが結構ついているので、安定はしていると思われる。 実際…

何だかんだ

定額給付金の申請書が届いた。 子育て応援特別手当というのも、ついでにわが町では行うようである。 前者は、ご存知のとおり12000円(老人と子供は2万円)。 後者は子供が2人以上いて、そのうち2人目以降の子供に3万6千円支給するという。 意外と手厚い政…

4月改編

放送業界の泥沼にますます足を踏み入れております。 今年の4月改編で、従来からの番組の枠拡大とある新人アーチストの新番組を引き受けることになり、今はただバタバタしております。 これで潤沢に制作費があれば左団扇なのですが、タイアップ等を決めてく…

生放送

れいパパさんの「音楽の守備範囲が広くて地域の魅力も分かってる、チョッと知的な人が生放送で喋ってたら絶対聴くんですけどね」というのは、私も同感です。 特に生放送、同じ時間を共有している、外で起こっている現象(天気他)も同じ、その上に立ってDJは…

オーディション

今日は四月改編関連で、ある番組のオーディションに終日追われておりました。 参加したタレントさんは10人。 皆さん真剣に課題に取り組んでおられましたが、どの方も顔には出さないですが、不安で一杯だったと思います。 タレントさんというのは、本当に競…

フェアウェル

私の知人が、ついにというかコミュニティFMでの番組制作をやめることにしたそうです。 ノーギャラだからやめるというのではなく、コミュニティFMサイドがあまりにも番組に対する愛情がない、制作者へのリスペクトがないのに耐え切れなくなったのだとか。…

古巣は今

古巣の話は、あまり積極的に話したいとは思いませんが、最近でちょっと嫌な気分になるのは、キー局の影響力が強まっていることです。 資本関係もないのに何故?というのが本音。 開局の気分をリスナーとして知っている私には、キー局のような放送局には絶対…

成功のイメージ(情報ご提供ありがとうございます)

れいパパさん、とおりすがりさん、情報を提供していただきありがとうございました。 何となく噂では聞いていたのですが、月の報酬が10万円というのは、やはり驚きました。 スタートが10万円で、年々ベースアップがそこそこあると言うのでしたら、最初は我慢…

ちょっとブレイク

ブルータス最新号「ラジオが好きなもので」、軽く読ませていただきました。 沖縄のコミュニティFM8局巡礼という記事があったので、コミュニティFM関係者には少しは興味がわくかもしれません。 個人的には、この欄で紹介しようと思う記事はありませんで…

成功のイメージ・5

楽天の野村監督最新本「ああ、監督」の帯にこんな言葉がありました。 「組織は監督の器より大きくならず。」 確かにその通りだと思いました。 これは、「組織はリーダーの器より大きくならず」と言い換えても同じです。 どれだけ立派な方針を立てても、それ…

成功のイメージ・4

「成功のイメージ」というと、自己啓発本を思い出します。 ビジネスマンが書店で一番手にとる本がこのタイプといわれていますし、私もチェックしているジャンルです。 このブログで何回か取り上げた「チーズはどこへ消えた?」も一つの成功のイメージを提起…

成功のイメージ・3

成功のイメージというのは、成功体験の有無と関係あるような気がします。 私が、この「成功のイメージ」という言葉をとりあげたのは、今のコミュニティFMにどれだけの成功体験があるか、その上に立ってどれだけ「成功のイメージ」を描けているのかが気にな…

成功のイメージ(予告)

今日は時間がなくなってしまったので、「成功のイメージ」(予告)ということにさせていただきます。 物事はそれをイメージできれば必ず成就すると言われています。 要は、自分の中にどれだけ「成功のイメージ」を持てるかでしょう。 コミュニティFMの成功…

成功のイメージ・2

上手・下手の話を昨日書いたので、それに関する話をします。 芸人に上手も下手もなかりけり 行く先々の水に合わねば 江戸落語に出てくる言葉なのですが、確かにその通りだと思います。 例えば、若い人に大人気の落語家さんでも、客がお年寄りばかりだといつ…