2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
テレビが又煽情モードに入っている。 乱闘する模様、政治家の表情、とにかく感情剥き出しの映像を取りたがる。 政治課題なんか、そっちのけ。 口では冷静な分析をしているが、映し出す映像の中には感情しか見えない。 テレビは人を煽動しすぎる。 同じ映像を…
4月もまもなく終わりというのに、ラジオ業界には春めいた話題はあまり聞こえてきません。 コミュニティFMの皆さんはいかがですか。 一番の問題は、ラジオの売上が思ったように上がらないことです。 ある局の方に聞いたところ、4月の放送収入は昨年比90%の…
NHK朝ドラ「つばさ」が果たして今のコミュニティFMの現状を描ききれるかという声を聞きます。 今のビジネスモデルが成功していないのに、ただその中で苦闘している状況を描いても何の解決にもならないではないかというのです。 その答えをドラマ制作側…
ラジオ局を舞台にしたドラマについて、2007-12-15でNHKの「婚約」を取り上げました。 TFMの半蔵門スタジオを使ったドラマで、当時FM局にいた私は毎週見ながら色々と参考にさせてもらったものです。 映画では、何度も取り上げますが「波の数だけだきしめて」…
私のアンテナに登録している「お笑いマスメディア論」で、NHK平成21年度前期連続テレビ小説「つばさ」の記事が出ていた。 何人かの方からも「こういうのが始まるようですが、どう思われますか?」というメールをいただいた。 率直に言って、いいことだと思…
新しい課題に取り組めば、当然ながらいつものペースで仕事はできなくなり、他のことを考える時間も減ってしまいます。 いきおい印象記みたいなものしか書けなくなります。 今日、ある代理店の方が来られて、音楽系のイベントを大規模な形でやりたいので画を…
昨日はリスナーの反応を考える上で、参考になるのがラジオショッピングだという趣旨で番外的に書かせていただきました。 ラジオショッピングに関しては既に、2006-6-24から6-30まで「ラジオショッピングは要らない?」と題して、集中的に特集しておりますの…
私の知人が、ラジオショッピングの仕事をしている。 放送局の枠をおさえ、生CMという形で中古のパソコンを売っている。 といっても、パソコンを売ることによって利益を得ているわけではない。 それに付随する光ケーブルの契約を売って、通信業者から手数料を…
私が番組を作り始めた頃は、リスナーからの反応はハガキか封書しかなかった。 最低でも50円のお金を使って、リスナーは私達に反応を送ってきてくれていた。 その後、ファックスが登場し、ビビッドな反応が返ってくるようになり、今では実質的に費用のかから…
番組を作っていて、やはり気になるのはリスナーの反応である。 自分達の番組がどういう風に受け取られているか、気にいってもらえたか、不満はないか。 作り手はひやひやしながらリスナーの反応を待っている。 しかし、前にも書いたが、コミュニティFMとな…
2002年に別のウェブサイトに載せた私の日記を読んでいたら、こんなことを書いていた。 ラジオ・プロデューサーとして、どんな番組を作りたいかと聞かれたら、私はきっと答えるだろう。 ラジオがとっても好きだという人たちに、「いい番組だね。また聞くよ」…
GWに南の島へ行く話で思い出した。 海外に行くと、入国手続きの時に聞かれる言葉に「Anything to declare?」というのがある。 申告する物ありませんか?と聞いているわけだが、これには普通「Nothing to declare.」と答える。 関税がかかるようなものは持ち…
4月に入り、バタバタしている間にゴールデンウィークがやってくる。 番組の収録もプロジェクトの会合も、GWで一時中断という話が多くなる。 それとは別にGWはイベント目白押し。 それに合わせてオープニングする施設もあり、私のスケジュールも中途半端…
個人的な話だが、私はますますテレビを見なくなっている。 私の中では、テレビは「不安を煽るメディア」にしか見えなくなっているからだ。 これでもか、これでもかと同じ画面を流し、ステレオタイプなコメントがなされる。 客が望むものを見せているだけだと…
デジタル化社会の始まりを見つめながら、最近とみに思うこと。 今のイメージされたデジタル社会は、人に厳しすぎるのではということ。 アナログは軟らかいというイメージ、デジタルは硬いというイメージがどうしてもする。 人々が安住できるのはアナログ社会…
同年代の仲間と会う。 実は携帯電話を失ったんだと言う。 携帯電話はデータの塊だし、失ったらやばいんじゃないのと心配したのだが、本人はそこまで危機感はもっていなかった。 ただ不便なだけという感じなのだが、早く回線を止めて、新しい携帯を買ったほう…
少し前からコミュニティFMを手伝いはじめたタレントの卵君がいる。 まだタレントスクールでのレッスンを受ける身なのだが、コミュニティFMからボランティアでよければ出て欲しいと言われて始めたらしい。 しばらくして、その局の質があまりにも低いのに…
TFM3セグ放送休止への関心の高さに驚いている。 私のブログを紹介したサイトからのアクセスがついに500を越え、まだまだ増えている。 そんなに注目されてもこれ以上何も出ませんよ、とりあえずそう言っておかないといけない。 現状の整理には、あと2〜3ヶ月…
今日あるサイトに紹介されて、そこから何百というアクセスが来ている。 TFM(FM大阪含む)がデジタルラジオ3セグ放送を中止した関連のニュースがあまりないため、私のブログも参照の対象にされているのだろう。 実際のところ、関係者を取材すればする…
昨日とりあげた高知放送のウェブサイトを訪れてみた。 正直、何とおそまつなサイトだろうと思った。 ラテ兼営というのだから、ネットの価値もわかっているはず。 ラジオ・サイトの貧弱ぶりは信じられないのひとことだ。 コミュニティFMのサイトには、これよ…
民放連が発行している雑誌「月刊民放」4月号に、高知放送の半田社長が寄稿されている。 「とことん田舎局を目指して〜デジタルの特性を武器に」というタイトルがついているが、ローカル局の苦労がひしひしと伝わってきて、大変参考になった文章だった。 高知…
静かである。 4月の改編期を迎えているのに、ラジオの世界は少しも活性化した気分がない。 AMもFMもリニューアルした部分は多々あるのに、そのアピール度にパワーが感じられないのだ。 おそらく、作り手側に自信がないのだろう。 今回の改編でこうしました、…
いくつかの業界紙をチェックし、関係者にも今回のTFM3セグ放送休止のことを取材する。 早い話、TFMはビジネスモデルを作るための実験(主に課金実験)をしようとしても、DRPが消極的な動きしかしないので、金の無駄ということで休止したというのが実…
ついにTFMが3セグ放送を停止した。 制作費の調達に限界があったことは事実だが、いきなりすべての放送を取りやめてしまったのには少し驚く。 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080331/tfm.htm 株式会社エフエム東京(TOKYO FM)は31日、デジタル…