フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

JFNネット局とデジタルラジオ

TFMは、デジタルラジオに関してどんな対応をJFN各局にするつもりだったのかというコメントがありました。
私なりの考えですが、ヒントはデジタルラジオニュービジネスフォーラム(現マルチメディア放送ビジネスフォーラム)にあるような気がします。
このフォーラム、第2期においてはJFNの地方基幹局が加わっていました。
北海道・仙台・静岡・愛知・大阪・広島・福岡です。
今年のフォーラムには、これらの局はどこも参加していません。
関係者の話によれば、昨年のフォ―ラムに一応JFNの分科会が提唱されたはずなのに、実際には何の活動もなされなかったようです。
あれは、単なる付き合いだった、それにしても高い会費だったという声もありました。
仕方がないのかもしれません。
何しろ、昨年には「マルチプレックス」の会社が生まれ、JFN局も何らかの形で出資する予定だったのですから。
それが、結局うやむやになったわけで、もはや無理してフォーラムに参加することもないかという意識ではないでしょうか。
TFMも今期に関しては無理強いはしなかったようにみえます。
大体、TFMにしても、デジタルラジオの作業は重荷ではないかと思うのです。
相当無理して3chを放送しているのではないか、制作費もバカにはならないだろうと傍目には見えます。
それでも、今さら後ろには引けない。
これは未来へのTFMの金看板ですし、華やかさも今まで以上に必要でしょうから現場の方の悩みは大変なものだと思います。
かてて加えて、ラジオ業界の広告費は減りつづけています。
体力が少しずつ消耗しているのに、デジタルラジオは未だビジネスモデルが作れず。
多分、JFN各局のことまで手が回らない、とにかくTFMを信じて当分ついてきてくれとしか言えないのではないでしょうか。
JFNの基幹局だったFMOも経営的には青息吐息で、TFMが今やてこ入れのため役員を送り込まないといけない状況です。
今はデジタルラジオのバラ色の夢を語るような環境ではない、個人的な私の感想です。