フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

先輩の誘い

大阪のAM局出身の業界の先輩から電話がありました。 「どないしてる、今夜大阪にけえへんか?」 私が業界に入って、放送マンとしてのイロハを叩き込まれた方。 今は、リタイヤされ悠悠自適の身分ですが、お会いするとひととき自分が新人の気持ちに戻れるのが…

雑談

高松にBJリーグのチームが発足する。 BJリーグとは、昨年生まれたバスケットのプロリーグのこと。 初年度は大阪エベッサが優勝したのだが、あまり話題になっていないのが残念。(私も何度か見に行った) で、高松のチーム名だが、高松ファイブアローズという…

インターネット放送

今日の東京新聞の記事。 東京のFM局J−WAVEは二十九日、インターネットラジオ「ブランニューJ」の実験サービスを始めた。毎日十二時間は“生放送”で、同局は「日本初の本格的な音楽専門ネットラジオ」としている。 早速J-WAVEのサイトで検証。 なかな…

葬儀

ある人の訃報を聞き、急遽大阪の葬儀に参列してきました。以下は朝日新聞の記事から。 遠山新治さん(とおやま・しんじ=昭和プロダクション会長)は25日、心筋梗塞(こうそく)で死去、89歳。葬儀は28日午前11時30分から大阪市淀川区西中島2の1…

ラジオの復権?

私のような世代は、まだラジオに幾ばくかの可能性を感じてはいるのだが、果たして10代や20代の世代がどれだけラジオを必要だと思っているのだろう。 マス・マーケティングとしてのラジオ・メディアの存亡を問われているわけだが、どうもインターネットの出現…

アナログがデジタルに勝ったためしなし

東京のFM関係者と話をした。 そこで聞いた印象的なフレーズが表題の「アナログはデジタルに勝ったためしがない。」ということだった。 アナログはいつかデジタルに淘汰される。 今まで、そうでなかったことが何かありますか? う〜ん、どうなんだろう。 意…

昨今のニュースから

5/18で書いた日本経済新聞の記事だが、今日の「Stream NOW」のメルマガにも取り上げられていた。 タイトルは「ITナビ研、地上デジタルラジオ放送を利用した地図配信サービスの実証実験」。 日経がエフエム東京をメインに書いていたが、実際はITナビ研(北九…

旋回

今日は飛行機で夜東京に戻ってきたのですが、東京上空は雷雲だらけということで、伊豆あたりをしばらく旋回せよという管制塔の指示があったようです。 おかげで、自宅着が12時を回ってしまいました。 少し疲れ気味で頭も回らないようです。 ということで今日…

放送局のウェブサイト・5

更新頻度が高いほど、Webサイトを見る人が多くなるのではというコメントがありました。 確かにそうだと思います。 更新頻度=局の本気度と考えていいでしょう。 更新しないのは、やる気がないというか本気でない証拠です。 皆がやるから自分もやる、更新頻度…

放送局のウェブサイト・4

もう5年以上前の話です。 ある局のサイト担当が、「リスナー相談室」というページを作りました。 どんな質問にも逃げないでお答えします、そんな並々ならぬ決意が書いてありました。 その意気やよし、ですが、内心大丈夫かなと思いました。 リスナーのどんな…

放送局のウェブサイト・3

昨年、ある局のインターネット担当重役の方とお会いしました。 これからネットを使って、どうやって利益を上げるかという話になったのですが、ご意見を聞いていてちょっと暗い気持ちになりました。 何か古いんですね、情報が。 先日、代理店の人と話したんだ…

放送局のウェブサイト・2

ウェブサイトで成功されているコミュニティFMも少なからず存在しているという指摘があります。 私も、いくつかのコミュニティFMの方から情報をいただいており、ネットを活用した放送事業にコミュニティFMの活路を見出そうとするのも悪くないと思っています。…

放送局のウェブサイト

5/15のコメントでtake2-chancesさんがご指摘された点。 ウェブサイトは、番組のおまけとしかとらえていないとのこと。 まだまだそういう考え方をする上層部の方はおられるようですね。 放送局の顔は、あくまでオンエア。 主は放送であり、ネットはそれを補完…

デジタルラジオ情報・2

TFMが主催するデジタルラジオ・フォーラムの第二期が始まった。 1期には名を連ねていたTBSとニッポン放送が今期は参加していないようだ。 その代わり、JFN系列の基幹局が参加する方向らしい。 日本経済新聞の記事になった「ラジオでカーナビ更新」が本フォー…

デジタルラジオ情報

地上波デジタルラジオに関する情報が久しぶりに昨日の日本経済新聞に載った。 エフエム東京が、松下や三井物産などが参加するITナビゲーションシステム研究会と組み、デジタルラジオを使って自動車向けに地図情報を配信する実験をするのだとか。 ラジオを聞…

コミュニティFM・一つの形

コミュニティFMの一つの組織モデルを考えてみた。 基本は、繰り返し書くが、コミュニティFMは儲からないということを前提にすること。 毎月の売上で毎月の経費を賄おうとしないことだ。 必要な経費は、公共的な出費として自治体から得る。 これは、災害時の…

発言するコミュニティFM・3

コミュニティFMはすでに195局もの放送局が誕生しています。 そのうちの何局かは閉局したり、吸収されたりしてますが、それでも190局ものコミュニティFMが日々放送をしているわけです。 190局というのは、半端な数ではありません。 私も、既存のコミュニ…

発言するコミュニティFM・2

私は3年近くにわたって、コミュニティFMについて情報を発信してきた。 磯子通信企画の方はそれ以上の期間、コミュニティFMの情報をネットに流されてこられた。 それは情報のないところに、自分が個人的に集めたコミュニティFMに関する情報を試行錯誤的に提供…

発言するコミュニティFM

私がこのブログを始めたころは、本当にコミュニティFMに関する情報というのがネットに少なかったものでした。 ここにもコメントをいただいている磯子通信企画さんのコミュニティFM開局情報が、群を抜いて目立っていたという感じだったでしょうか。 2年あまり…

経費削減

ラジオ業界では依然経費削減の嵐がやまないようです。 2時間枠で月100万円の制作費でやっていた番組。 いきなり来月から枠拡大して3時間になる、現状のスタッフ、出演者でいいから、制作費のアップはなしで何とか、と言う話が来たりするといいます。 3時間で…

コミュニティFMを開局される方へ・9

あまりに否定的なことばかり書きすぎたかもしれません。 何となく引き気味になられた方もきっとおられるでしょう。 率直に言って、アメリカのラジオと日本のラジオはビジネスモデルが微妙に違っているようです。 1つの都市に100局のラジオ局があっても、ア…

コミュニティFMを開局される方へ・8

とりあえず、まとめてみます。 コミュニティFMで一番重要なことは、開局前ではありません。 開局してからが、本当の勝負なのです。 にもかかわらず、開局前の作業は素人には荷が重いのは事実です。 手続きはわからないことだらけ、技術的なことはチンプンカ…

コミュニティFMを開局される方へ・7

コミュニティFMの開局要領という冊子をご覧になった方も多いと思う。 コンサルタントの方が作ったものもあれば、行政側から作られたものもあるだろう。 私も何冊かは見せてもらったし、今も所有している。 昔はミュージックバードも作ったりしたのだが、今は…

コミュニティFMを開局される方へ・6

市民の要望があり、防災にも有効だからという理由でコミュニティFMを開局するという。 ということは、これは公的サービスの一環という風に私には聞こえるわけだ。 公的サービスなら、その運営費用はもちろん自治体から出されるべきであり、そのための予算も…

コミュニティFMを開局される方へ・5

磯子通信企画さんのブログに小田原市にCFMが開局されるという情報があった。 タウンニュース社の記事がリンクされ、そこにはこう書かれていた。 FM放送の開局は、「防災対策」として市民アンケートなどから必要性の高い希望があった。加えて昨年、台風…

休みます

世はどこも休みモード。 何も考える気がしないので、今日は書き込みを休みます。 今読んでいる本、養老孟司「無思想の発見」、佐々木俊尚「グーグル 既存のビジネスを破壊する」、梅田望夫「ウェブ進化論」、網野善彦「日本とは何か」。 昨日、横山秀夫「半…

コミュニティFMを開局される方へ・4

コミュニティFMを開局されるにあたって、やはり既存のコミュニティFM局を見学に行かれる方がほとんどでしょう。 既に商売をはじめている方に、そのノーハウを教えてもらいに行くというのは誰でも考えることだと思います。 で、これが有効かというと、私は少…

雑談・2

先ほど今話題のグァム島から帰ってまいりました。 一時期ほどの賑わいがなくなったような気がしたグァム島でしたが、非常に気持ちのよいバカンスを過ごさせてもらいました. ようし、これからバリバリ仕事を、と思うのですが、身体が動かないというか、肩や背…