フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオの失敗・2

ラジオの失敗の具体例を上げるのがいいことなのか悪いことなのかを考えている。
「失敗は成功のもと」なんて古くさい表現があるが、失敗の原因を整理しながら方法論を改善することによって成功が生まれるのだから、本当は具体的な話をもっとすべきなのかもしれない。
ただ、こういう欄で具体的事実だけを書くと、どうしてもネガティブ・キャンペーンに利用されかねないという危惧がある。
そのあたり、できればラジオにメリットがある形で私はこの問題を取り上げていきたいと思っているので、ご了解いただきたいと願う次第だ。
ところで、コミュニティFMで放送休止に追い込まれた局があるが、原因は「事業計画の破綻」ということに尽きると思う。
元々、どんな事業計画を立てていたのか、個別の例はあまり知らないが、聞きおよぶところによれば、概ね収入が予想以下だったため、収入と支出のバランスがとれなくなったのだという。
ま、これはかっこよくまとめるとそうなるだけで、早い話、事業計画がずさんだったのだろう。
事業をするのだから、支出は必ずありうるのだ。
その支出に対応する収入は、事業者の創意工夫なくしては保証されない。
支出が当然のように、収入も当然だと考えたとしたら、その事業は失敗する可能性が高いと思うのが常識ではないだろうか。
新しくコミュニティFMをスタートさせようとする人たちは、そのあたりをどこまで整理されているのだろうかと危惧する次第だ。
支出は当然だが、収入は当然ではない。
別にコミュニティFMに限った話ではないが、とりあえず強調しておきたい。


昨日は私事と公事が重なって、更新できずじまいだった。
しばらく、この状態が続きそうなので、毎日の書込みを期待されている方にはあらかじめご承知いただきたいと思う。