フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リスナーのつかみ方・5

昨年の10月から頼まれて、ある番組の制作を始めたことは既に書いた。 クライアントからの要望は色々あり、それに対応しながらもどうやればリスナーをつかめるかを自問自答してきた。 既に複数回のレーティング調査を経てきたわけだが、数値的には毎回あがっ…

リスナーのつかみ方・4

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」という諺をふと思い出した。 水を飲みたくないと思っている馬に水を飲ませようとしても無理なように、本人に意欲がなければ回りが幾ら騒いでも仕方がないというような意味だ。 ニートや…

コミュニティFMサポートNPO

「被災時の生活情報を発信する地域FMを支援 NPO発足」という記事が25日の朝日新聞に掲載された。 関西版の記事なので、見ておられない方は以下のサイトを参照してもらいたい。http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200705240103.html 「地元に密着した…

リスナーのつかみ方・3

昨日、他人があまり作ろうと思わない、あるいは作りたくても簡単には作れない番組を私はめざしていたと書いた。 言い換えれば、差別化された番組を作ることに専念してきたという意味だ。 後から来たものは、先駆者と同じような番組を作ってもなかなかリスナ…

雑談・OLターゲット番組

今日は、ちょっと面白い話を紹介する。 あるFM局でOLをターゲットにした番組を企画した。 時間帯は、何と昼の1時から4時である。 昼の12時から1時なら昼休み時だからOLも聞けるかもしれないが、1時から4時ならターゲット設定は無理ではないかという話にな…

リスナーのつかみ方・2

失礼な言い方になるかもしれないが、リスナーをつかむ方法というのは魚釣りと良く似ていると私は思う。 漫然と竿を出しているだけでは、なかなか魚はかかってくれない。 それと同じで、何の目的意識もなく気分のままに放送しているだけではリスナーはつかめ…

リスナーのつかみ方

どうやったらリスナーをつかめるか、最近色々考えるようになった。 実際にラジオ番組の制作をやりはじめたからだ。 リスナーなんて、こうすればいくらでもつかめる、などと吹聴したいところだが、現役の頃からそんな答えに到達したことは一度もない。 リスナ…

煮詰まる

人は考えることが多いと頭の中が煮詰まってしまいます。 頭をあまり活性化しても、記憶がついてこない、ある程度の年齢を越えると仕方のないことかもしれません。 ここ数日、煮詰まる中を無理して企画書量産しております。 今日明日と、まともな更新はできそ…

アマとプロ・2

昨日書いた「コミュニティFMが下手をするとアマチュアだらけになってしまうのは、結局プロの技量への対価を用意できないからに他ならない。」という表現にメールを含めて色々と賛同をいただけました。 とおりすがりさんのコメント「はじめからプロとしての商…

アマとプロ

今日はあるロック系のアーチストのイベントに顔を出した。 いわゆる無料のストアライブである。 客は100人程度。 ライブ終了後、メンバーがCD売場で来てくれたファンの方と営業笑いを炸裂させながら対応していた。 最近、アーチストの地位が前より低下したの…

雑談・決算

決算の発表が続いている。 私も3月期の決算役員会を開き、この間の業績などを説明、何とか了承されたりしてほっと一段落しているところ。 今日も、あるラジオ局の経理担当役員とビールでも飲みながら軽く情報交換をしてきた。 今、会社を清算したら、一体何…

縮小するラジオ事業

各企業の決算が続々と発表されているが、放送局というのは上場されているところが少ないので表向きにはあまり明らかにされていない。 コミュニティFMも又同様で、実際どの局がどんな決算状況なのかは藪の中である。 ラジオ事業が儲かっているのかいないのか…

日経流通新聞(日経MJ)

先週金曜日(5/11)発行の日経流通新聞(日経MJ)に「スリーエフ 地域FMで販促」という記事があった。 ネットに一部がUPされているので、ご覧になった方もあるだろう。 そのまま転載させてもらうと、次のような記事である。 スリーエフ、地域FM番組で…

西村博之氏の慧眼

コミュニティFMと直接関係ないかもしれないが、私は2チャンネルの創設者、西村博之氏の現状分析には一目も二目も置くひとりである。 賛否両論あろうと、あれだけの巨大掲示板を作り上げただけでも大したものである。 しかも対外的な軋轢と向かい合う中で…

ラジオの価値を再認識する

昨日も書いたが、ラジオはテレビよりも情報が濃いような気がする。 テレビで特集することは、すでに知っていることか、脚色しすぎていて正しいのか間違っているのか判断がつきかねる情報が多い。 ラジオの情報は、その点あまり演出もなくシンプルでわかりや…

警鐘を鳴らすラジオ

NHK第一放送の「関西土曜ほっとタイム〜ぼやき川柳」を聞きながら今日の更新をしています。 土曜日の午後は、ラジオが本当に充実していて、朝からTBSの永六輔さん、久米宏さんと聞き応えのある番組が続いています。 考えると、テレビよりラジオの方がはるか…

演劇仲間

ある演劇関係者からお誘いを受け、池袋の東京芸術劇場小ホールで久しぶりに小劇場の芝居を見てきた。 10年ぐらい前は、演劇のプロデューサーとして毎日が芝居づけだった私だったが、最近はとんとごぶさた。 誘ってくれた人と会うのも、ほぼ10年ぶりだった。 …

5月10日はコットンの日?

私のスタッフが参画しているコットンUSAのイベントが恵比寿のウェスティンホテルで行われ、私も出席してきた。 毎年5月10日をコットンの日と呼び、それにあわせて「コットンUSAアワード」が行われるのだ。 国際綿花評議会(CCI)及び綿業振興会の主催…

プロモーション

最近、私にアーチスト・プロモーションに関する相談事が増えている。 今度デビューするアーチスト、イメージチェンジで再挑戦するアーチスト、同じスタンスで長く音楽活動を続けているアーチストなど、さまざま。 別に仕事を依頼に来るわけではない。 今度、…

千の風になって

最近、「千の風になって」に何故かはまっています。 5/11に、さこみちよさんがCDを出されますが、この曲は色んな人に色んな解釈で歌ってほしいと思うようになりました。 墓の前で涙なんか流しているんじゃないよ。 死んだものはどうやったって生き返らない。…

あるボランティア・2

ボランティアのインセンティブとは何だろうと昨日書きましたが、考えれば私のこのブログもきわめてボランティア的要素が強いといえそうです。 じゃあ、私のインセンティブとは何かということになりますが、一言でいうと私の考えがどれだけ通用するのかを試し…

あるボランティア

GWいかがお過ごしですか? 個人的には、こういう一斉休みという風習に意味があるのだろうかと最近考えるようになっています。 以前は、一斉に休まないと結果的に休めないからだと言われていましたが、最近は休む人は勝手に休む、無理やり休めと言われる筋…

コミュニティFMとスポーツ中継

昨日は、コミュニティFMがJリーグの中継を行ったという話をしました。 同じような趣旨のことは、2006-11-07のこの欄にも書いております。 http://d.hatena.ne.jp/from3/20061107 コミュニティFMのスポーツ中継というのは、実績としてサッカー、野球、バスケ…

JリーグとコミュニティFM

私のスタッフから4月29日付の産経新聞を手渡された。 その3面に「Jと地域FM ホームで連携」という記事があった。 私が日本にいなかった時期なので、わざわざキープしておいてくれたようだ、謝謝。 さて、その記事の中でコミュニティFMを次のように表現してい…

地方空港からの撤退

今日の日本経済新聞に、日本航空の上半期赤字162億円と出ていた。 今期は何が何でも黒字にすると、保有するホテルを次々に売却していたのに、結局は2期連続の赤字になりそうだという。 ナショナル・フラッグで、若者の憧れの的だった日本航空JALも落ちたもの…

FM104再び

GWいかがお過ごしですか。 私はつい先ほど南の島グァムから戻ってまいりました。 本土も夏日で相当暑かったようですが、グァムも暑さの点では負けてはおりませんでした。 タクシーのおばちゃん運転手の方も、「グァムは暑いよ〜」と嘆いておられましたし。 …