フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

インターネットラジオ

夜になって聞くラジオもないので、久しぶりにインターネットラジオを聞いている。
もっぱら、60〜70年代のヒット曲チャンネルにあわせる。
フィービ・スノウの「ポエトリー・マン」が流れてきて、とても懐かしい思いがした。
76年ごろだったか、私が初めてラジオのマイクの前で原稿を読んだ頃だ。
目の前に小山乃里子さんがいて、巧みに音楽を紹介されていた。
フィービ・スノウに眠気を催された方のために、ここでニュースをお願いしましょう。」と小山さん。
私は「はい!」と答えて、3分ほどのニュースを読んだ。
素人同然の私のニュースを聞いて、眠気も吹き飛んだという方も多かったろう。
今も申し訳ない気持ちでいっぱいである。
閑話休題
今は、B.B.キングの「Help the Poor」がかかっている。
iTunesで聞いているのだが、かかっている曲が表示されるようになったのはとても便利である。
前は、曲名も出ないし、トークもステーションコールを入れるだけだったのだが。
早く日本もインターネットラジオが気楽にできるようになればいいと切に思う。
BGがわりに音楽を聞くのは、作業をとても捗らせるものだ。
湘南ビーチFMが果敢に挑戦されているが、一部のレコード会社の許諾が得られないため、中途半端な状況は変わらない。
著作権の問題を制度的にクリアしようという試みが政府サイドで考えておられるようだが、とりあえずテレビの番組をネットに乗っけるぐらいが関の山かもしれない。
音楽をインターネットでふんだんに聞けるように早くならないものだろうか。
そうなれば、コミュニティFMだって別のビジネスモデルが生まれてくるはずなのだ。
著作権が文化の発展を阻害している、なんてのも皮肉な話である。
著作権って、いつから利権のためのツールになったのか。
ぼやいても、仕方がないといえばそれまでだが。