フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リスナーとの距離感

TBSのアナウンサーの方が、面白いことを言われました。


これは先輩から教えてもらったことですが、ラジオは相手を親友だと思ってしゃべれ、テレビは相手を家族だと思ってしゃべれといわれました。確かにそうだなと今も肝に銘じています。


言い換えれば、視聴者もラジオに親近感を求めるし、テレビに安心感を求めているのかもしれません。
いわゆる相手との距離感をどう持つかということが重要なんですね。
ラジオって、ある程度くだけた話方をしても許されるようです。
生意気を言っても、少々でたらめを言っても、相手は「何、馬鹿なことを・・、でもラジオだからいいか」と寛容に受け止めてくれるようです。(スルーされているだけかもしれませんが)
これがテレビだと、抗議殺到、間違ったことを言うのはけしからん!なんて苦情に悩まされるでしょう。
(とはいえ、私も間違ったことをラジオで放送して、何度もお叱りを受けはしましたが)
ラジオは親友に語りかけるように、テレビは家族に話すように、なるほどねえと思った次第。
コミュニティFMでも、人気のある番組って、そういうところないですか?
私がコミュニティFMの理想像と何度もとりあげる「波の数だけ抱きしめて」でも、DJは友達に語りかけるように話していたはずです。
私のような世代だと「私は何となく、こう思うんですがね、あなたはどうですか、ご同輩?」なんて表現になるのかも。
上からものを言ったり、教えてやるみたいな態度は嫌われやすいので気をつけましょう。
ラジオの教訓一口話でした。