フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ミスDJ

波の数だけ抱きしめて」の中山美穂はよかった。
赤道小町ドキッとでも形容すればいいのだろうか。
湘南の海に合わせて、顔を真っ黒に日焼けさせ、健康な海辺のDJを演出していた。


あ〜、こんな子がDJをやっていたのか、いいなあ〜。
浜辺のスタジオでDJをするのに飽き足らない若者たちが、ミニFMを使って、湘南一帯に放送できるようにと苦闘。
挙句の果ては、博報堂まで巻き込み、提供スポンサーまで獲得しようとする。
放送の原点だと思った。
さすがメディアをわかっているホイチョイプロの作品だなあと納得したものだ。
結局、メディアをどれだけわかっているかが、放送局運営のカギのような気がする。
長く放送局と関わってきたものには、あの映画がどれだけ突っ込みどころ満載かがよくわかる。
コミュニティFMの参考になると繰り返し私は言っているが、どうも理解されているとは思えないのが残念だ。


で、今回の表題、ミスDJだが、各コミュニティFMに一人はいてほしいと思ったりする。
それだけで、夢がふくらむとでもいうか。
お堅いイメージのラジオよりも、少々軟派なほうがラジオは楽しい、私ならそう考える。
ミスDJといっても、顔がきれいとか可愛らしい以外に、声がかわいい、性格がかわいいでも何でもいい。
とにかく、リスナー(とくに男)に人気が出るDJがほしいのだ。
アメリカン・グラフィティ」に出てくるようなウルフマン・ジャック的DJもあるだろう。
うまく喋れるDJよりも、人気のあるDJの方が優先されるべき、何故ならリスナーがいなければコミュニティFMに出稿しようというクライアントなんかいるはずもないからだ。
手始めに、コミュニティFMそろってミスDJ大会などもいい。
私の時代には、「キャンパスDJ」なんてのもあった。
ひとつのイベント的な存在としてのミスDJ、大いにありと思うのだ。
既に実施されているところがあれば、情報などまたよろしくです。