フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ネーミング・ライツ

ネーミングライツ命名権と訳されている。
味の素スタジアムを皮切りに、スカイマークフルキャスト、京セラドームと増える一方。
このあたりにもラジオ広告費が減っていく理由があるのかもしれない。
ま、それは勘ぐりすぎかもしれないが、このネーミングライツを売りに出したコミュニティFMがあるという。
今日のスポーツニッポンに「楽天中継FM局が命名権売却 」というタイトルで大きく紹介されていた。
普通ならコミュニティFMのこれぐらいの話題だとベタ記事がせいぜいだが、パリーグが話題になっていることと先日のWBC優勝で、プロ野球関連なら何でもニュースになると判断されたのかもしれない。
で、このコミュニティFM局、仙台市民放送(FMじょんぱ)というそうだ。
楽天イーグルスの中継費用捻出のため、年間1500万円でFM局の命名権を売ると記事にあった。
既に2社から引き合いがあるらしい。
なるほどねえ、FM局の名前を売るか、面白いなあ。
何らかの話題性と理屈さえあれば、他のコミュニティFMも年間1000万円ぐらいならネーミングを買おうというクライアントもありそうだ。
特に一般消費者を相手にするメーカーなら、商品名がそのまま放送局名になるメリットは大きいのではないか。
飲料業界だと、例えばFM伊右衛門とかFMなっちゃんとかFMアミノ式とか。(サントリーばかりだけど)
1年毎の契約で、毎年毎年新製品の名前をつけられるなら安い買い物のような気がする。
しかし、愛称とはいえ、そんなにころころ局名を変えても大丈夫だろうか。
総務省から、行政指導がありそうな気もしないでもない。
ちなみに、仙台市民放送は3年間の契約を希望しているとか。
毎年名前を変えていいかどうかまでは記事には言及されていなかった。