フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

波の数だけ抱きしめたい

私がこだわる映画「波の数だけ抱きしめて」については、何度かこのブログでも取り上げてきた。
コミュニティFMに求める世界は、中山美穂織田裕二たちが繰り広げる青春群像の世界なんだと繰り返し語ってきたと思う。
あんな世界がコミュニティFMの局舎内で日々広がっているかと思うと、自分も何とかしてその世界に入りたいと思うに違いない。
自分も又、コミュニティFMのヒーローであったり、ヒロインであったりしたい。
苦難もあれば挫折もある。
裏切りもあれば、失恋もあり、孤独もあるだろう。
でも、それが青春なんだ、それが人生なんだ。
僕たちにできることは、そういった人生の波の数をすべて抱きしめて精一杯生きること。
コミュニティFMには、そんな青春群像がある。
さあ、君も僕たちと一緒にラジオを作ろう。
波の数だけ抱きしめよう、私たちの人生はまだ始まったばかりなのだから。
はて、私は何を言っているのだろう。
過ぎにし青春、私の人生の1ページを飾った放送局の日々。
憧れだけが、まだ心のどこかで眠っているようだ。
皆さんのコミュニティFMの中に、抱きしめるものが何かありますか?
リスナーに聞いてもらえる番組は、まずあなたが抱きしめられる番組でなければなりません。
あなたが聞くのもいやな番組を聞きたい人などいない、そう思いませんか。
音楽を抱きしめる、あなたの声を抱きしめる、スタッフの心を抱きしめる、そしてリスナーの気持ちを抱きしめる、ラジオはいつも抱きしめてあげないと死んでしまうものなのかもしれません。
オッサンの感傷かもしれないが、そんなラジオであってほしいと私は今日も思っている。