フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リトル・チャロ、佳境に

先月、NHK第二放送の英会話講座「リトル・チャロ」を賞賛しました。
月〜土、毎日15分の番組を一日3回放送。
日曜日は、1週間分を一気に放送するので、聞き忘れてもその時聞けばいいという編成になっています。
私は、毎週この日曜日の夜10時20分から11時50分まで放送されるのを録音して何度も聞いたりしています。
それぐらいの価値はあるのが、この「リトル・チャロ」です。
ニューヨークで飼い主にはぐれた日本犬「チャロ」の涙ぐましい放浪記とでも呼ぶのでしょうか。
そして、今月に入り、いよいよ話は佳境に。
英語のラジオ講座というのは、今まであまり面白くないものが多かったのでほとんど聞かなかったのですが、何度も言うようですが、本当に面白いです、この「リトル・チャロ」は。
で、その日本犬「チャロ」の声を演じているのが、元宝塚の純名りささん。
NHKの朝の連ドラで人気を博した女優さん、その方が、ラジオでは名前の紹介もなく出演されています。
私は、チャロの役をしているのが純名りささんであることはインターネットを見るまで全く知りませんでした。
チャロは子犬ですから、英語のうまい声優さんがやっているのかなと思っていたのです。
何しろ、他の出演者はどう聞いてもネイティブの外人。
その中、唯一チャロだけが独り言を日本語で言うのです。
英語も日本語も十分魅力的だったので、誰がやっているのかと気にはなっておりました。
で、純名さんのウェブサイトも拝見。
収録は今年からで、先日やっと終了したというメッセージが書かれていました。
ご本人も相当面白かったと書かれていたので、多分制作現場も楽しい雰囲気だったのでしょう。
前にも書きましたが、スタッフに恵まれているのでしょうね、NHKは。
作り手側に余裕も感じられます。
制作費をどんどんカットしているという話も聞きますが、NHKはそれでもまだまだ制作に金を使っている方だと思います。
無駄遣いを切るのは当然だと思いますが、何でもかんでも金の無駄と言ってカットする昨今の民放には大いに疑問を感じている私です。
無用の用という言葉、もう一度思い出して欲しいものです。