フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMを売ろう・本編15

コメントで指摘いただいたJCBAの営業ページを覗かせてもらいましたが、あまり更新されていないようです。
過去の実績として政党CMを全国に展開した例が出ていますが、2000年の話というからもう8年前。
8年前のことを実績として紹介されても、ユーザーとしては困ってしまいます。
また、この時のことは分科会の責任者の方から直接聞いたことがあります。
とにかく大変だった、局としてまともに対応できないところが多く、骨折り損のくたびれ儲けだったみたいなニュアンスも感じました。
確かに200局以上のコミュニティFMに、平等に予算を分配するとなると大変でしょうね。
下手をすると各局への振り込み手数料だけで10万円近くになるかもしれません。
ついでに、事務が煩雑だったりすると、二度とやりたくないというと言う話になりそうです。
とにかく、毎月何がしかの分配がレギュラー的に生まれない限り、非効率な運営は仕方がなさそうです。
ますます、ナショナルスポンサーからの出稿はハードルが高くなるわけです。
これは、やはりもう少し強固なネットワークが生まれない限り、改善は不可能でしょうね。
地域地域で、小さなネットワークが生まれているようですが、それをもう少し統合するなどして、同じようなカラーを持ったコミュニティFM系列を形成して欲しいものです。
地域のネットよりも、それをある程度の全国ネットシステムにする努力が必要なのではないでしょうか。
不完全でも、ミュージックバードが再送信局に対して黒ネット番組(スポンサーをつけて流す番組)を提供するのは一つのソリューションではあるようです。
できれば、J-WAVEも何らかの営業活動をされたらどうなのだろうと思うのですが、そんな義理もないし、第一自局のことで精一杯だと言われかねないかもしれませんね。
とにかくご指摘があったように、最初の道筋をつけるキーマンが不足しているのだと思います。
いわゆる営業デスク的機能が弱いというのが問題なのでしょう。
営業デスク機能を強化し、ネット営業を担当する営業マンを東京に貼り付けることができれば、もう少しコミュニティFMの利用価値が認識されるような気がするのですか、いかがでしょうか。
そのために必要な金はどうするのかと聞かれても、私は当惑するだけではありますが。