フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMの情報

コミュニティFMが一番重視しているのは地域情報だろう。
今日、こんなことがある、あんなことがある。
どこそこへ行けば、こんなに楽しいことがあるとか、得をするとか。
本当にそういった生き生きした情報が紹介されるなら、地域の人が聞かないはずはない。
誰も聞かないとするならば、そんな情報が少ないか、全くないかのどちらかだろう。
情報は、新鮮であることが命だ。
とれとれ、ぴちぴち、街情報〜♪
ちょっと自分達の番組を考えてみてほしい。
その情報は、面白いか。
そんなの既に誰でもが知っている情報ではないのか。
いや、もう古くなっていて、誰も相手にしなくなってはいまいか。
特に、役所からの情報なんか要チェックだ。
市政だより、などの情報をそのままコミュニティFMに持込んでいるなら、そのまま読むなんて愚の骨頂だ。
活字に既になって、各戸に配付されているようなものを、何も放送で繰り返すこと等ない。
軽く触れて、後は配付物を見てくれでよいのだ。
そこに書かれていないことを、追加情報として紹介しないと、誰が興味を持って聞くだろうか。
それ以上の情報が来ないなら、取材に行けば良い。
それぐらいの、準備をしなければ、ジャーナリストとはいえない。
ボランティアだから、そこまでする必要はない等と思わないでほしい。
放送に関わると言うことは、それほど全人格的なものだ。
趣味でやりたければ、勝手にミニFMでやっていればいいのだから。