フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMはもういい!

コミュニティFMなんて、面白くない。
儲からないし、ろくでもない人間ばかりが集まって来る。
どんどん潰れてしまえばいいのだ。
少しは政府も、放送行政を反省するだろう。


そんな声をよく耳にする。
確かに、少し前迄の放送行政は、まあまあ順調に動いていたといえる。
しかし、最近はまるで素人だ。
私が参画していたCS-PCM放送なんて、死屍累々の極みだったし、鳴りもの入りで喧伝されたBSデジタルとか110°CS放送なんてのも最悪である。
どこも放送局がバックにいるから何とか放送は続けているが、今迄の蓄積してきた利益を次々と放出して対応しているのが現状だ。
こんな放送やめてしまえばいいのにと思うが、一度始めた以上、やめるわけにはなかなかいかない。
いつか何とかなるだろう、そう思いながら今日も赤字の垂れ流しを続けているのだ。


悲しいかな、コミュニティFMにはそんな体力はない。
どこまで行ってもどうにもならないのは、関係者なら誰でもが知っていることだ。
制作費を限りなく、ゼロに近付けながら、何とか維持し続けているのが現状なのだ。
誰か、アイデアはないのか!
こうしたら、ひょっとしたら何とかなるという希望はないのか!
ま、あれば、皆こんなに暗い顔はしていないだろうが。