放送人は学習が嫌い？

今日、ある放送局の人と情報交換をした。
放送はもう電波だけで勝負していたらダメで、インターネットとか携帯電話とかを使ったビジネスを仕掛けていかないと、という話になった。
その人は、今はデスク的な仕事をしているのだが、先日までＩＴ事業部にいた人だ。
ウェブサイトを立ち上げたり、インターネット放送を企画したりして、そこそこのビジネスになっていたという。
ただ、唯一の悩みの種は、上司も部下も出入り業者も、みんな勉強が大嫌いということだった。
放送マンは、深く物事を考えるのは苦手のようだ。
自発的にセミナーに行って学習するなんて考えもしないし、外の世界の人と接触してＩＴビジネスの現状を調べようともしない。
言葉だけは知っているが、その中味を知らない。
しかも、そんな話は３ヶ月前の話で、時代は既にもっと先に進んでいるよ、といいたくなることだらけ。
今どき、「ＡＤＳＬって、速いんだね」などと言われても、どう答えればいいんだ。
等々。
確かにね、放送人って、目立ちたがり屋のくせに、勉強しないよなあ。
昔は、放送マンは民衆の半歩前を歩け、なんてよく言われたが、どうも一緒に歩いているとしか思えない。
放送マンという肩書きを見せびらかせながら、風切って歩いているようなもの。
ジャーナリストの名が泣くぜ、全く。
コミュニティFMの皆様は、いかがなものでしょうか。
肩書きもなく、勉強もしない、なんてことがないことをお祈りします。