フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リスナー無視

日本のラジオって、結構簡単にリスナーを無視する。
人気番組も、スポンサーが降りたら、即終了。
後には、いくらでも別のスポンサーが自分達のやりたい企画を持って待っている。
人気があろうがなかろうが、スポンサーあっての商業放送なのだ。
リスナーの気持ちなんか、目の前に金を積まれたら無視するのが当然だ。


本当にこれでいいのか、と思わないでもない。
お願いだから、あの番組を復活させて下さいという署名運動があり、放送局に持って来られたことがある。
だが署名運動ぐらいでは、復活する理由にはならない。
いや、民間放送局にとって、そんな注文の多いリスナーなんかかえって鬱陶しいだけなのだ。
放送局の思惑に合わせて、リスナーは動けばいいのだとどこかでバカにしているような気がしないでもない。
どうせ、リスナーなんか、金を払ってくれるわけじゃないし。


まあ最近のラジオ局は、ちょっとは反省している面もあるようだ。
しょっちゅう、聴取率調査をするからか、リスナーに媚びないと仕方がないということなのかもしれない。
だからといって、スポンサーの前では結局無視ということに変わりはないが。


さて、コミュニティFMだ。
リスナー無視は同じ。
何しろ、リスナーは金を持って来ない。
スポンサーもほとんどいない状況で、リスナー無視して放送続けているのはまた何故なのか。
つまり、放送とはそういうものだと思い込んでいるのだろう。
従来のラジオ局がそうであったのだから、私達もあまり相手にしてはいけないのだと。
違うかな?違ってたらごめん。
私は、コミュニティFMなんだから、もっとリスナーを大切にしないとと思うんだけど。
前にも書いたが10円でも100円でもいいから、お金をちょうだいというスタンス出していいんじゃないだろうか。
お願いです、この番組をもっと面白くする為にはお金がいるんですー!
下さい!!!
え?おれは乞食じゃないぞ!
でもねえ、原点は河原乞食みたいなものでもいいんじゃないかなあ。