フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ボランティア

コミュニティFMにはボランティアは必須みたいな話がよく書かれている。
私はどうもこれが納得行かない。
ボランティアというのは、公共の利益のために無償で労役を提供することだと認識している。
一体、コミュニティFMにそんな使命的なこと何かある?
ボランティアというより、学校のクラブ活動、サークル活動みたいなものと考えた方が納得いくのでは。
それを通じて、人々の社会性を高めるというのなら、わからないでもない。
しかし、これって、ボランティアというの?
学校の放送部と同じです、給与は出ませんが、放送という活動にあなたも参加できます、というのが正しいと思うのだが。
皆さん、放送局の一員となって番組作ったり、自分の声を放送に乗せたりしたいでしょう?
コミュニティFMは、そんな場をあなたに提供します。
私達といっしょに、世の中のしくみを考えてみませんか。


できれば、これぐらいのことを言って、ボランティアを集めたらどうなのだろう。
今のままだと、単なる労働力を一方的に搾取しているだけじゃないかと思われかねない。
質のいい放送をしている人に、金を出すのは当たり前ではないか。
だから、最初はボランティアということで、無償でもかまわないが、リスナーから支持されるようになった人には、金ぐらい払ってやれよ、と言いたい。
インセンティブもなしに、質の高いコンテンツが維持できるなんて思う方がおかしい。
クラブ活動じゃないんだよ、コミュニティFMは。
大事なのはリスナー。
時間を埋めることが、放送局の使命じゃないんだから。