フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

番組の起承転結

今日から、簡単にコミュニティFMの番組はこう作れ、みたいな話を書く。
皆さんの質問や感想があれば又下さい。


番組には、もちろんだが起承転結がある。
面白い番組は、ちゃんとこの法則に乗っ取っているのが普通だが、たいていのコミュニティFMの番組は無茶苦茶。
何となく始まって、言いたいことだけ言って終わりなんてのが多い。
これはあなたのショーなのだ。
どうやれば、リスナーが面白くあなたの放送を聞いてくれるのか、それぐらいは理解できないといけない。
とにかく、漫才でも落語でも、下手な芸人だと客はクスリともしない。
必死にやっているのはわかるが、聞いている方がだんだん辛くなるのだ。
やる方もそりゃ辛いかもしれないが、ここで大事なのは客の方だ。
客の立場にたって、少し考えてみよう。
番組が始まったら、まずリスナーは「さて、こいつは何を言うのだろう?」とかまえるはずだ。
ああ、今日はその話か、なるほど、それでその話はどうなるんだ、ふうん、そう発展するか、で、それから?あ、なるほど、そういうこともあったなあ、ふんふん、それで?ほーう、そういう結論になるか、なかなか面白いなあ、うんうん、よかった、よかった。


これがリスナーから見た起承転結。
こういう気持ちをリスナーに毎回起こさせることができたら、その番組は人気番組となるはず。
番組制作の基本中の基本である。
何か、質問ありますか?