離反する人々

能力のある人は、無駄なことを切り捨てるのは早い。
ループするような議論には、なるだけ近寄らないし、無駄をわかっていても尚その作業をやめようとしない人が嫌いだ。
そんな人が権力でも持っていようものなら、もう能力のある人は絶望するしかない。
コミュニティFMに、そんな例が多いと聞く。
最初は、何とかして自分達の局をたくさんの人に聞いてもらおうと努力する。
営業の足しにでもなればと、出稿してくれるかもしれないお店の方等にそれとなく放送を聞いて下さいと働きかけたりする。
だが、それらは結局何も産み出さないことにしばらくすると気づく。
局からのフォローがない。
権力を持つ人が、何も分かっていない。
かえって、邪魔をする結果になることも数知れず。
そりゃ、良質な人々は、やがて離反するしかないじゃないか。
もっと、ああしたらよかったのに。
こうしたら、何もあんなバカみたいなことをしなくてもよかったのに。
気づけよ！バカ経営者！
そんな声すら、今日もどこかで聞こえてきそうだ。


コミュニティFMは今後どうなってしまうのか。
一度、大量に破綻するところ迄行かないと、根本的な変革はないのかもしれない。
ま、他の放送局も同じようなものだけど。