フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFM内の確執

先日、私の友人が長く協力してきたコミュニティFMを辞めた。
彼はボランティアではなく、制作スタッフとして朝のワイド番組を毎日作ってきた。
安い制作費で、編成局長からあれもやれ、これもやれと命令されてきた。
人の良い彼は、結局おれがやらないとボランティアの方に迷惑がかかると思って、文句も言わず働いていた。
しかし、そんな彼もついに切れた。
来月から制作費はカット(つまりギャラもカット)する。
しかし、番組内容はもっと充実させたい、よろしく頼む。
おいおい、よろしく頼むじゃないだろがー!
そんな条件でも、俺がおとなしく働くとでも思っているのか、いい加減にしろー!


言うことを聞かないと、どんどん首を切るコミュニティFMの編成局長。
人を育てるノーハウもなく、できるのは自分勝手な方針の押し付けだけ。
前に言ったことも守らない。
そんなの話が違うといっても、知らん顔。
金がないのなら、せめて誠意ぐらい見せろ!
放送局で働かせてもらえるだけ、有り難いと思えとでも言うのか!


すべてが事実かどうかはわからない。
友人の一方的な話なのだが、あり得ないことでもないと私も思ってしまうのがコミュニティFMなのである。
地方へ行くと、放送局で働いていることはそれ自体がステータスなのだと言う人もいる。
地元のテレビ局などのアナウンサーとかは、地域の文化人扱いされているらしい。
マンガみたいな話だが、当人達はそう思っていないのが悲しい。
コミュニティFMごときでも、こんな確執、どこにでもあると思われるのも悲しい。