フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

放送局のウェブサイト・2

ウェブサイトで成功されているコミュニティFMも少なからず存在しているという指摘があります。
私も、いくつかのコミュニティFMの方から情報をいただいており、ネットを活用した放送事業にコミュニティFMの活路を見出そうとするのも悪くないと思っています。
問題は、ネットに通暁しているスタッフがいるかどうかでしょう。
しかも、コメントでもおわかりのように、局の責任者がネットを理解していなければせっかくのスタッフの努力も水の泡になりかねません。
一番いいのは、ネットビジネスを把握されている方が、コミュニティFMの経営方針に参画されていることです。
ネットのメリット、デメリット、そのあたりはヘビーユーザーでなければなかなかわからないと私は思っています。
メールを使い、毎日ウェブを見ている、だから私はインターネットに詳しい、なんて言われたら本当のユーザーの人は困るのではないでしょうか。
ネット・ビジネスとコミュニティFM・ビジネスの基本は同じ、なんて思っていては道を誤ります。
どちらのビジネスにも通暁している人なんて、そうはおられないでしょう。
コミュニティFMのビジネスモデルがまだ未発達段階である以上、ネットビジネスに強い人がコミュニティFMにいれば、確かに何らかの突破口になるような気がします。
ネットが主で、オンエアは従、コミュニティFMがそう割り切れば、ビジネスとしての可能性が生まれるのでは。
とりあえずそのあたりが私の意見ということになるでしょうか。
コミュニティFMが主で、ネットが従では、ビジネスとしてはあまり伸びないという感じもあるのです。
昨日書いた、放送7でネットが3というのは、私がやるならということで、それで商売がうまくいくかどうかは自信がありません。
私は、放送局出身なのでやはり主は放送という意識が離れないのですが、もはやビジネスの柱はネットかもしれないと思うようになっているわけです。
放送はいつかネットに包含される。
放送と通信の融合などといいますが、現実には放送が通信に飲み込まれるというのが本当なのではないでしょうかね。