フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

葬儀

ある人の訃報を聞き、急遽大阪の葬儀に参列してきました。以下は朝日新聞の記事から。


山新治さん(とおやま・しんじ=昭和プロダクション会長)は25日、心筋梗塞(こうそく)で死去、89歳。葬儀は28日午前11時30分から大阪市淀川区西中島2の11の26の北大阪祭典で。
タレントの浜村淳さんや作曲家キダ・タローさんが所属する同社を62年に創業した。


2004年の9/28、11/17のブログで取り上げさせていただいている浜村淳さんのCD「甦る心の名画座」は、この遠山さんの希望もあって、私がプロデュースさせてもらいました。
私が新人のディレクターの頃にお会いし、腰の低い社長さんだなという印象がとても強かった方でした。
2005年の7/22のブログで、「なにわ音楽博覧会」のレセプションのことを書いていますが、その時にもお忙しいのに見にきていただき、「多分、こういうのは、あんたが作ったんと違うかなと思てたんや」と声をかけていただきました。
弱者にやさしい、タレント思いの社長さんでした。(昨年から会長に)
元々はバイオリンを弾くバンドマンで、数奇な人生は昨年「縁の下のバイオリン弾き」(上田賢一・著)というタイトルで本になりました。
http://www.iandeye.co.jp/blog/archives/whats_new_2.html
著者の上田賢一氏ともお会いし、長い間かけてやっと昨年完成したので、もうわしはこれで十分やと思われたのではないかなと生前を偲ばせていただいた次第です。
大阪の音楽界、放送業界を暖かい目で見守っててくださった巨星が墜ちてしまいました。
また一つ灯が消えたような心境です。