フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

デジタルラジオ情報・2

TFMが主催するデジタルラジオ・フォーラムの第二期が始まった。
1期には名を連ねていたTBSとニッポン放送が今期は参加していないようだ。
その代わり、JFN系列の基幹局が参加する方向らしい。
日本経済新聞の記事になった「ラジオでカーナビ更新」が本フォーラムとどんな関係なのかは今のところよくわからない。
現在、ワーキング・グループ(WG)を募集中だそうだ。
今回は実際にWGで開発された技術をデジタルラジオの電波を使って検証する作業が加わる。
デジタルラジオが商売になるかどうか、実証実験がどれだけの中味を伴うかにかかっているだろう。
ところで、デジタルラジオの電波、NHKにも割り当てるのだろうか。
今や、ラジオの電波を一部とりあげるなんて話も出ているNHKだが、デジタルラジオに関しては誰も発言されていない。
アナログ放送をそのままにしておいて、今回のデジタルラジオの電波を使うとすれば、どう考えても流れに逆行するうような気がするのだが。
地上波デジタルテレビだって、帯域が広くなる部分、NHKは複数チャンネルを持とうと思えば持てるわけで、このあたりの電波行政はよくわからない。
ところで、肝心のコミュニティFMだが、当分様子見しかないだろう。
NHKがアナログFM放送を止めるのなら、コミュニティFMの電波割当が広がるかもしれない。
NHKのFM放送って、もはや価値があるのやら、ないのやら。
ラジオ深夜便はFMの方が聞きやすいという声もあるが)
NHKFMとコミュニティFM、さて、どちらがリスナーに支持されるだろうか。