フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

発言するコミュニティFM

私がこのブログを始めたころは、本当にコミュニティFMに関する情報というのがネットに少なかったものでした。
ここにもコメントをいただいている磯子通信企画さんのコミュニティFM開局情報が、群を抜いて目立っていたという感じだったでしょうか。
2年あまり経ち、やっとコミュニティFM関係者の方が少しずつ情報発信を始められたように思います。
足の引っ張り合いにならないような、有意義な情報交換の場がネットを通じて生まれてくればいいなと願っている次第です。
放送局にいると、情報発信って放送の中でやっているからそれでいいのではという気分に陥りやすいようです。
番組作るのが精一杯、それ以上に制作者にどうしろというのだと反論される方もおられそうです。
でも、本当は放送で情報を発信すると同時に、ネットにもその内容を発表したほうがいいと思うのです。
放送は、それを聞かない人にはリーチしません。
しかも、一度流れてしまえばそれで終わりです。
その時間にチャネルを合わせない人は、そういった情報を流していることすら知らないままなのです。
ネットだったら、いつでも見れる。
ポットキャスティングにしておくと、いつだって聞ける。
ついでに、ブログを用意しておけば、その情報の付帯部分も伝えることができる。
事前告知、放送、サイトへの情報掲載、ブログ化してアーカイブ
最低、これぐらいのサイクルをもたないといけないのですが、先ほども書きましたがラジオのスタッフは番組を作るのが精一杯、それ以上のことは精神的にも肉体的にも余裕がないというのが実情かもしれません。
実際に番組を制作していた私も、とにかく日々作業に追われ、番宣も必要だと自覚していたものの、毎回手付かずのまま過ぎていました。
でも、確かに今の時代、番組を作るだけではリスナーをつかむことはできないのではないかと思います。
徐々に、発言するコミュニティFMも増えていることは事実ですが、まだまだ足りないというのが私の実感です。
頭の中であれこれ考えるのも必要でしょうが、すぐに手をつけられることは躊躇せず行動しましょう。
今時、ネットの世界もハンドリングできないようでは、放送マンの資格はないと思うのですがいかがでしょうか。