フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

発言するコミュニティFM・3

コミュニティFMはすでに195局もの放送局が誕生しています。
そのうちの何局かは閉局したり、吸収されたりしてますが、それでも190局ものコミュニティFMが日々放送をしているわけです。
190局というのは、半端な数ではありません。
私も、既存のコミュニティFM局をすべて把握しようなどとは到底思えないほどの数です。
各局にスタッフが20人いるとすると、それだけでも3800人、約4000人もの放送マンがいる勘定になります。
その中でネットを使って発言しようという人はおそらく10%程度はおられるでしょう。
4000人の10%なら400人です。
でも、何故かネットの世界にコミュニティFM関係者の情報発信は目立ちません。
400人ものコミュニティFM関係者が日々発言しているなら、もっと情報が聞こえてくるはずなのですが、私のところへは少数の方からの意見が入ってくるだけです。
放送局とは、情報を発信するメディアです。
いったい、コミュニティFMの皆さんは日々何を発信されているのでしょう。
繰り返しますが、ネットの世界をハンドリングできない人にラジオの世界をハンドリングできるとは思えません。
未だに通信手段は電話、みたいな方がおられるようですが、そんなパーソナルな手段に価値を置いているようではこれからのデジタル世界には生きていけないかもしれませんよ。
磯子通信企画さんのコメントでも少し出ていましたが、今コミュニティFMに関する情報を発信している方のほとんどは直接の担当者ではないのです。
コミュニティFMに頑張って欲しいとおもっている善意の人たちが、コミュニティFMにエールを送っているのです。
放送で答えるだけでは、コミュニティFMには未来はないと思います。
潜在的なリスナーはネットの世界に大勢おられるわけです。
その人たちへの情報発信なしに、どんなビジネスモデルを描こうとされるのでしょうか。