フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

日経流通新聞(日経MJ)

先週金曜日(5/11)発行の日経流通新聞日経MJ)に「スリーエフ 地域FMで販促」という記事があった。
ネットに一部がUPされているので、ご覧になった方もあるだろう。
そのまま転載させてもらうと、次のような記事である。


スリーエフ、地域FM番組で販促――店頭から生中継、新製品などPR。(2007/05/11)


 神奈川県地盤の中堅コンビニエンスストアのスリーエフは首都圏のコミュニティーFM局と連携した販売促進策を始めた。コミュニティーFM局がスリーエフの店頭からオーナーへのインタビューなどを生中継し、店舗周辺の主婦や高齢者の来店を促す。地域密着の姿勢を近隣住民にアピールすると同時に、販促に対する加盟店の意識向上にもつなげる。
 埼玉県狭山市など三市が放送地域のエフエム茶笛と神奈川県大和市などのエフエム大和、千葉県市川市などのいちかわエフエムの三局と連携する。各局が週一回、スリーエフの各加盟店から生中継する五分間のコーナーを設ける。午前十一時台に放送し、昼食時の来店客数増につなげる狙い。
私は一応全文読ませていただいたので、ネットに出ていない部分を補足しておきたい。
コミュニティFM関係者の参考になればと思う。
企画のスタートは、昨年10月にエフエム茶笛と連携して中継番組を放送したところから。
放送後に弁当などの売上が伸びるなど効果があったため、この4月に連携するコミュニティFMを増やした、それが上にあげた大和と市川。
例えば、エフエム大和の地域にはスリーエフが24店舗あり、週替わりで加盟店を紹介。
放送中は専用の看板を店頭に置き、自動車での移動中に放送を聞いている人が来店しやすいようにしている、とのこと。
スリーエフはコミュニティFMとの連携で地域密着の姿勢をアピールし、競合大手コンビ二との差別化をはかりたいという考えだとか。
多分、コミュニティFM主導ではなく、スリーエフ主導で企画されたようである。
コミュニティFM主導で他局をまとめていくというのは、現状ではなかなか難しい要素が多いので、このようにクライアントから提案があり、それに対応できるコミュニティFMだけがプランに協力していくと言うのが合理的なのかもしれない。
とりあえずコンビ二との提携企画はまあまあ成功例ということになるのだろう。
こうやって少しずつクライアントとのコラボレート企画が成功していけば、自ずとコミュニティFMのビジネスも活発化するのではないだろうか。
道は遠いかもしれないが、やれることはやった方がいい。
私の日経流通新聞への感想である。