FM104再び

GWいかがお過ごしですか。
私はつい先ほど南の島グァムから戻ってまいりました。
本土も夏日で相当暑かったようですが、グァムも暑さの点では負けてはおりませんでした。
タクシーのおばちゃん運転手の方も、「グァムは暑いよ〜」と嘆いておられましたし。
さて、2006/5/2のこの欄でグァムの日本語放送局「FM104（エフエムテンホー）」のことを取り上げましたが、今日はその続報です。
な、なんと、あの日本人観光客向けの放送局と言われ、グァム・ドライブマップに「日本人聴取率80％」とデカデカと広告を載せている「FM104（エフエムテンホー）」が、いきなり70〜80年代のポップス中心局に変わっていました。
まさにガーン！です。
観光客向けのリゾート情報をあれほど発信し、リスナーからの支持を受けていた局がわずか１〜２年で買収されてしまうなんて。（実際に買収されたかどうかは知りませんが）
グァムはまさしくM&Aが横行するアメリカなんですね。
あれほど、観光地に近いコミュニティFMは参考にするべきだと推奨していたのに、フロムさんの面目丸つぶれ・・・。
その代わり、カソリック系の局が日本の歌、さだまさしとかカルメン・マキとかを説教の合間にかけておりました。
あれは何なのでしょう。
ついでにグァムの情報を少し。
先日、シェラトン・ラグーナ・グァム・リゾートがグランド・オープンしました。
私も視察に訪れてきましたが、高級感溢れるホテルという感じでした。
ただ、グランド・オープンと大げさに言う割には、あちこちがまだ工事中。
のんびりしたチャモロ気質そのものとでも言いましょうか。
正面に星条旗とグァムの州旗、それにシェラトンの旗と日章旗が掲げられています。
何故日の丸と思ったのですが、オーナーは日本の企業のようです。
311室あり、ほぼ70％は予約で埋まっているとのことでしたが、私が見た限りでは人影はほとんどなし。
アガニア湾の断崖の上に立っており、浜辺へ行くにも距離があり、タモンの市街地に行くのも遠いので、さてどれだけの観光客を集められるのでしょうか。
日本では、まだパック旅行に取り入れられていないようなので、多分知らない人が多いと思われるのですが。
さて、今回は一つの発見をしました。
北部にリティディアン岬というのがあるのですが、ここにあるビーチは相当きれいです。
風光明媚でもありますし、これが日本なら簡単に流行スポットになるでしょう。
現地の人も、一番好きなビーチだと言っておられました。
残念ながら、今のところ簡単に行けるような場所ではないので、誰でもが気軽に行けるところではありません。
周りに店はないし、泳ぐ施設も何もありません。
私はレンタカーで訪れたので、まだましでしたが・・。
もう一つ、昨年に比べて出国の時の手荷物検査がやたら厳重で、少し不快。
私は1990年ごろから度々訪れるようになっているのですが、こんなに厳しい検査は初めてです。
靴を脱げ、ベルトを外せ、上着を脱げ、と煩いことこの上なし。
観光地がこんなに厳しくしていたら、リピーターが減るぞーと政府観光局に言いたくなる。
私の連れは、ライターを取り上げられ、水を取り上げられ、カバンを引っ掻き回されて相当オカンムリではありました。
正直、来年は来るのをやめようと今は思っております。
日本人観光客は全体の８０％といわれているのに、こんなことしていたらあっという間に誰も来なくなりますよと感想でも書いて送ろうかな。
ま、そういうことで、今はただ眠い私です。