フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

反応はあるか?

番組を作っていて、やはり気になるのはリスナーの反応である。
自分達の番組がどういう風に受け取られているか、気にいってもらえたか、不満はないか。
作り手はひやひやしながらリスナーの反応を待っている。
しかし、前にも書いたが、コミュニティFMとなるとなかなか反応が返ってこない。
確かにハガキを書いたり、ファックス送ったり、メールを送信したりという積極的な行動は普通の人はそう取るものではない。
リスナーから考えたら、自分のメッセージを局に送ったところで、一体何が返ってくるのかと思うはずだ。
番組で取り上げてくれるかどうかもわからない、お礼に記念品でもくれるわけではない。
せっかく送ったのに、何の反応もないなんて寂しすぎる。
そんな気持ちになるぐらいなら、番組への反応なんて書いても仕方がないと思うのではないか。
作り手側は、確実にリスナーの反応を得ようと思うなら、もっと工夫をこらすべきだろう。
方法論は色々あるが、一番重要な点は「こちらからも反応する」ということだ。
作り手側が確実に反応してくれるとわかれば、受け手側もそれだけ反応しやすくなる。
もちろん、そんな単純な問題だけではないが、やらないよりやった方が反応の頻度が多くなるのは事実だ。
ただ、問題はただ反応してもらうだけではなく、どれだけ「いい反応」をもらえるかだ。
常連さんができるのはいいのだが、毎回毎回同じパターンで少しも面白くなかったらこちらから反応するのもいやになることもあるだろう。
ネットでいう「荒らし」的リスナーもいるわけで、作り手側が反応することがかえって空気を悪くすることもあるだろう。
少ないリスナーだけで番組をまわしているとどうしてもそうなる。
さて、皆さんの局はそういうKY的リスナーをどうしておられるだろうか?
明日もこの話を続けたい。