フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

春とはいえど

4月もまもなく終わりというのに、ラジオ業界には春めいた話題はあまり聞こえてきません。
コミュニティFMの皆さんはいかがですか。
一番の問題は、ラジオの売上が思ったように上がらないことです。
ある局の方に聞いたところ、4月の放送収入は昨年比90%の前半で、5月になると下手をすると90%を切るかもしれないなんてことを言われました。
全収入はもう少し上になるでしょうが、確かに業界にとってこれは危機的状況かもしれません。
わざわざラジオという媒体を使わなくても、他にあるからというのがクライアントの本音なのでしょう。
とはいえ、テレビもさほど賑わっていないようで、電波媒体はおしなべて下降線というところでしょうか。
BSテレビがやっと黒字になったという話だったので、しばらく見ていたらほとんどがテレビショッピング。
通販系はまだ利益が得られるというのが現実なのでしょう。
でも、これで黒字化したと言っても、はたしてこういう放送がテレビと言えるのでしょうか。
BSテレビなんか、よほどのことがない限り私なら見たくないですね。
ラジオは、どこもビジネスモデルの再構築が迫られているような気がします。
あの時に、ホリエモンニッポン放送を確実に支配していたら、状況はまた違っていたかもしれません。
それがいいかどうかは別にして。
さて、ラジオの生きる道はこれからあるのか?
私も私なりに考え始めているのですが・・・。