フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

昨日の続き・・TFM3セグ放送休止

いくつかの業界紙をチェックし、関係者にも今回のTFM3セグ放送休止のことを取材する。
早い話、TFMはビジネスモデルを作るための実験(主に課金実験)をしようとしても、DRPが消極的な動きしかしないので、金の無駄ということで休止したというのが実情のようだ。
ついでに、TFMはDRPの正会員Aから離脱し、J−WAVEと同じ正会員Bになるという意思表示をしたらしい。
B会員となると会費も安くなるし、デジタル放送設備の維持費の負担義務もなくなるらしいのだが、その差額は半端なものではない。
TFMがそうすれば、やはり現在正会員AのFM大阪も同一歩調をとるだろう。
どちらも現在経費削減に必死と聞いており、A会員をやめるだけで相当の出費減になるはずだが、他の会員が簡単にウンと言うかどうか。
TFMも思い切った方針を打ち出したわけだが、この状態を総務省はどう見るかも気になるところだ。
しかしねえ、あれだけ3セグ放送を喧伝していたTFMが、いきなり放送をやめてしまうのはどうなんだろう。
リスナー無視というか、なにしろ態々デジタルチューナーを買って聞いてくださった人に「悪いのはDRPです。申し訳ありませんねえ。」で済まそうというのは何ともはや。
私の方は、先日デジタルラジオが聞ける携帯電話を解約してしまったので、まだ被害は少ないが・・でも、そんなに安くなかったですよ〜。
こうなるのがわかっていたのなら、「これは実験放送ではない、本格3セグ放送なのだ」みたいな大言壮語をしなければよかったのに。
多分、今回の放送休止、まだまだ後がありそうだ。
注視していきたい。