驚き

TFM３セグ放送休止への関心の高さに驚いている。
私のブログを紹介したサイトからのアクセスがついに500を越え、まだまだ増えている。
そんなに注目されてもこれ以上何も出ませんよ、とりあえずそう言っておかないといけない。
現状の整理には、あと2〜3ヶ月はかかるので、デジタルラジオに言及するのはもっと先だと思ってほしい。
ラジオとネットビジネスというのはつながりそうでつながらないような感じもする。
ラジオがＮ対１のビジネスならネットはＮ対Ｎのビジネス。
発想が違うので、今までのノーハウがあまり使えない。
ただ、私はラジオ・フリークでもあるし、ネットのヘビーユーザーでもあるので、そのあたりのバランスはまあまあとれている方だろうと思っている。
ネットビジネスで、私がいつも頭に置いているのがＬＴＶという概念。
ＬＴＶ＝ Life Time Value 、訳すと「顧客生涯価値」。
一人の人間が生涯を通じてもたらす利益のこと。
一般的に顧客ロイヤルティの高い企業ほど収益性が高く、ロイヤルティの高い顧客は生涯を通じて企業に大きな利益をもたらすなどといわれている。
放送局は、この顧客ロイヤルティにおいて他の業種よりも比較的高いと私は思っている。
ラジオという商品をただ商うのではなく、この顧客ロイヤルティに立脚したサービスを開発していけば、自ずと企業の収益は上がるというのが昨日書いた私のスキームの原点。
もちろん、ＬＴＶなんか幻想だといわれれば、それまでだが。
ＩＴビジネスといっても、まだ端緒についたばかり。
とにかく、それらしいビジネスの形を保っている間に、売り抜けるというのも商売のやり方の一つだろう。
普遍的な問題は、確かにあると私も思っているのは事実だが。