フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

期待したい「つばさ」

私のアンテナに登録している「お笑いマスメディア論」で、NHK平成21年度前期連続テレビ小説「つばさ」の記事が出ていた。
何人かの方からも「こういうのが始まるようですが、どう思われますか?」というメールをいただいた。
率直に言って、いいことだと思う。
ラジオというのは目に見えないから、どうしても訴求力が弱い。
それをテレビでその日常を描いてくれるのだから、マイナスなはずがない。
コミュニティFMが今回のNHK連ドラを契機にどれだけビジネスを活発化させるか、鼎の軽重を問われる時が来るのかもしれない。
さて、「つばさ」に関してNHKのウェブサイトを覗いてみた。
その一部を引用しよう。


玉木つばさ、20歳。玉木家は祖母と父と弟、それに自分の夢を追って家を留守にする母、の5人家族。つばさは実家が営む老舗和菓子屋「甘玉堂」の跡継ぎであり、母に代わって玉木家の家事全般を取り仕切る主婦でもあります。ところがある日、母が「もう一度主婦をやる、店の跡も継ぐ」と言って家に帰ってきたことから、つばさの人生は大きく変わります。


母のせいで家に居場所が無くなったつばさは、地元のコミュニティーラジオ局で働くことに…。ラジオの仕事は何も分からないつばさでしたが、営業や取材で川越の町を駆け回り、番組のリスナーたちと交流を重ねるうちに、それまで考えることもなかった、町にあふれる様々な問題や出来事を知ります。そしてつばさは日々、リスナーと一緒になって悩みながら、問題の解決のために努力し、たくさんの町の人々との絆を深めていくのです。
単なるハッピーエンド的ドラマだと、コミュニティFM関係者はひょっとしたら白けるかもしれないと思わないでもない。
そんなに簡単な問題じゃないんだと、突込みを入れる方もおられるんじゃないだろうか。
でも、このドラマを見て「よし、私も頑張ろう」という方も増えるかもしれないので、過度な期待はしないで毎朝見てみようというのが率直なところ。
とはいえ、来年の話だから、それまでにコミュニティFMがどうなっているかわかったものではないという気持もあるし。
皆さんは期待されますか?