フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

反応はあるか?番外

私の知人が、ラジオショッピングの仕事をしている。
放送局の枠をおさえ、生CMという形で中古のパソコンを売っている。
といっても、パソコンを売ることによって利益を得ているわけではない。
それに付随する光ケーブルの契約を売って、通信業者から手数料を得ているというわけだ。
携帯電話のショップと商売形態は似ているといえるかもしれない。
その話はまた別にすることにして、その知人を通じて、個々のラジオ局のレスポンス状況を教えてもらっている。
ラジオショッピングで一番反応のいい局は、パーソナリティが自分の言葉で商品を売っている局だ。
話のスペシャリストだから、当然ながら口調がいい。
大道芸人が商品を売るのと同じとでもいうか。
そういえば、「見て見て見て・・」という言葉でお客さんの購買衝動を引き出す方もおられた。
ラジオは話芸だけの勝負。
リスナーのレスポンスを見事に引き出すパーソナリティはラジオショッピングの鑑といえる。
その反面、同じように生CM原稿を読んでいるパーソナリティでも、気持がのっていなかったら見事に反応はない。
タレントさんの中でも、ラジオショッピングなんかしたくないという方もおられる。
何か、自分のクオリティが落ちるのではないかと危惧されているようだ。
しかし、喋りのプロなら、商品を売るための口上テクニックも持っていたほうがいいと私は思う。
しかも、今の時代、ラジオパーソナリティに求められるのは、反応を引き出すことができる話術である。
リスナーの反応で一番業界需要があるのが、今のところラジオショッピングである以上、仕事を得ようとすれば避けて通れない道ではないだろうか。
などと無責任に思ってみた。
今日も一日打合せに追われて考える時間があまりなかった。
そういうことで、また明日。