フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

煽情

テレビが又煽情モードに入っている。
乱闘する模様、政治家の表情、とにかく感情剥き出しの映像を取りたがる。
政治課題なんか、そっちのけ。
口では冷静な分析をしているが、映し出す映像の中には感情しか見えない。
テレビは人を煽動しすぎる。
同じ映像を繰り返し流して、祭りにしたてあげる。
そうすれば、もっと人が寄ってくる、視聴率がとれると確信しているようだ。
本質的な論議が見えなくなる、こういったテレビ文化を私は好きになれない。
ラジオでニュースを聞いていたほうが、よほど問題点が見えてくる。
私はこうして、テレビからどんどん遠ざかる。
テレビがこんな煽動的スパイラルに入ってしまうのなら、そんな仲間にはなりたくないと強く思うようになっている。
これは何なのだろうか。
国民はおとなしいだの、昔ならデモが頻発していた、世界なら暴動が起きても不思議ではないなどという。
多分、そうした方が、煽情的映像が取れるとほくそえんでいるのだろう。(ま、そんな奴は本当は少数派だが)
テレビの視聴率のために、何故デモをしないといけないのだ。
どうせ、問題を提起したいという意志を、テレビの映像がねじまげるに決っている。
私はテレビを信用しない。
少しは反省したらといつも思っている。
ラジオのためなら、声を上げることはできても、テレビに利用されるようなことはしたくない。
そう思うのは私ひとりではないはずだ。
誰が、テレビのためにデモなどしてやるものか。