フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

オーディション

今日は四月改編関連で、ある番組のオーディションに終日追われておりました。
参加したタレントさんは10人。
皆さん真剣に課題に取り組んでおられましたが、どの方も顔には出さないですが、不安で一杯だったと思います。
タレントさんというのは、本当に競争原理の下で日々の糧を得られているわけですから、仕事をとるとらないで人生そのものが変わってしまうわけです。
一度入社すれば、後は何とでもなるというサラリーマンとは根本的に違うわけですね。
「二日酔いでも寝ぼけていても、タイムレコーダ、がちゃんと押せば、どうにかかっこがつくものさ〜ちょっこらちょいとパーにはなりゃしねえ〜♪」と植木等さんの「ドント節」にありましたが、ほんと、サラリーマンというのはぬるいですねえ〜。
競争原理、日本でも口にする人が増えていますが、それでも必ずしもそうなっていないのが現実です。
政治献金という問題が世情を騒がせていますが、競争原理さえ働いていれば、ゼネコンが政治家に過度な寄付をすることなどありえないでしょう。
構造改革というのは、私の考えでは、競争原理が生きる環境を作るということにつきると思うのです。
カネやコネが、採用の重要な要素であるうちは、誰がバカ正直に正当な競争をしようと思うでしょうか。
競争原理、放送局の世界でも往々にしてないがしろにされているような気がします。
コミュニティFMの世界でも、ひょっとしたら同じような現象が起きているかもしれませんね。