フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

成功のイメージ・3

成功のイメージというのは、成功体験の有無と関係あるような気がします。
私が、この「成功のイメージ」という言葉をとりあげたのは、今のコミュニティFMにどれだけの成功体験があるか、その上に立ってどれだけ「成功のイメージ」を描けているのかが気になったからです。
「こうすればコミュニティFMはうまく行く」、もしそういう本が存在するならば、そこにかかれてあるのは成功のイメージです。
ご存知の方が多いと思いますが、「成功するコミュニティFM放送局」(東洋図書出版刊)という本があります。
Amazonで手に入りますので、興味のある方は検索していただきたいと思いますが、その帯には「開局以来5期連続黒字経営を続ける局がある。山口県宇部市のFMきらら。FMきららの成功のノーハウとは」と書かれています。
この本さえ読めば、コミュニティFM成功のイメージが生まれ、頑張れば絶対にコミュニティFMは成功するというニュアンスさえ感じます。
私はコミュニティFM関係者ではありませんので、本当にこの通りやればコミュニティFMはうまく行くかどうかは判断できません。
現在225局でしたか、コミュニティFMが存在していると思いますが、関係者の皆さんは、すでにこの本は読まれたのでしょうか。
実践してうまく行ったのでしょうか。
小さなことですが、何が成功して何がうまく行かなかったのか、一つずつ確認されてみればいかがでしょう。
ミュージックバードもかってコミュニティFMの運営の仕方をビデオにしたりパンフレットにしたりしていましたが、そこで指導したことの何が成功し、何が思ったほどの成果を上げなかったかを簡単でもいいのでまとめてみたらどうかと思ったりするのです。
私は、前にも書きましたが、県域局ではある程度の判断はできます。
これからのラジオ局がどうすれば成功するか、非常に複雑な方程式になりますが、そこそこ提示できるような予感がしています。(現実にそれを実践しはじめているというのが現状です。)
さて、コミュニティFMはどうなのだろう?
そうです、だからこそ、それを連続ドラマ「つばさ」に見出すことができないかと思っているのです。
コミュニティFMを経験してもいない作家やスタッフに何が期待できるのかと否定的な方も多いでしょう。
それはそれとして、とにかく虚心坦懐にドラマを見ようではありませんか。
否定するのは、まだ早い、私はそう思っているわけです。