成功のイメージ・５

楽天の野村監督最新本「ああ、監督」の帯にこんな言葉がありました。
「組織は監督の器より大きくならず。」
確かにその通りだと思いました。
これは、「組織はリーダーの器より大きくならず」と言い換えても同じです。
どれだけ立派な方針を立てても、それが社長の器を越えていれば実現はされません。
組織というのは、リーダーの器次第なのは、経験のある皆さんなら十分納得されるでしょう。
コミュニティＦＭもそうです。
リーダーとしての器を持つ大将に率いられているコミュニティＦＭは、苦境の中でも何とかやっておられます。
もちろん、コミュニティＦＭというビジネスがモデルとして成立していない以上、今後もやっていけるかどうかは微妙なところですが。
県域局、中波局、とにかく必要なのは器のあるリーダー（経営者）だと思います。
今年は何としても黒字を出す、それができない社員は精神を叩き直す、そんな勇ましい檄をとばす経営者の方もおられるようですが、第三者の私から見れば、そんな器があなたにありますか？と問いたくなります。
組織はリーダーの器以上には大きくなりません。
それを自覚するところから始めて欲しい。
そして、自分が描く成功イメージが自分の力量ではできないと思えば、できる人材を連れてくるなり、新しいリーダーに交代するなりされたほうがいいでしょう。
プロ野球見ていたら、よくわかります。
いくらいい人でも、頭が抜群に切れる人でも、器が小さい監督に率いられていれば結局自壊します。
「器」、組織には重要なキーワードです。


野球といえば、WBCの韓国戦、何か一方的な展開に。
中国は台湾に勝つし、知らないところで何が始まっているのでしょうか。
また明日。