フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

成功のイメージ・4

「成功のイメージ」というと、自己啓発本を思い出します。
ビジネスマンが書店で一番手にとる本がこのタイプといわれていますし、私もチェックしているジャンルです。
このブログで何回か取り上げた「チーズはどこへ消えた?」も一つの成功のイメージを提起していると思いますし、「金持ち父さん貧乏父さん」などもそうです。
潜在意識に成功イメージを埋め込めば、知らぬ間に成功の道を歩むだろうと予言されていたりします。
「肯定語を使え、否定語を使うな」というシンプルな提言も私は好きです。
ひとことで言うと、「できる=肯定語」「できない=否定語」でしょうか。
石井裕之さんの「壁」(フォレスト出版刊)に、こう書いてあります。


たとえば、’鯨(くじら)は存在する’というポジティブな命題を証明することは、捕らえてくるなり、撮影してくるなりすれば可能です。
一方、’鯨は存在しない’というネガティブな命題は直接的な証明はできないはずです。
このように「〜ない」というネガティブな概念には実体がないのです。
つまり、ポジティブを土台にしなければネガティブは成立しないのです!
ネガティブ(否定語)には実体がない、実体のないことに振り回されてはいけないということでしょう。
ちょっとコミュニティFMの問題にして考えてみましょう。
コミュニティFMは儲からない、と言ってしまえば終わりです。
儲からないということは、証明できないのです。
証明できないこと=コミュニティFMは儲からないと断定して、それで済ませていてはいけない。
では、証明できることとは何か。
コミュニティFMは儲かるという問題の立て方をすることです。
こうすれば、コミュニティFMは儲かる、成功するという命題になり、それを証明できる方法論が考えられるようになります。
で、この命題が間違っている時、背理法が使えて最終的にコミュニティFMは儲からないということが証明できるということです。
最初から、コミュニティFMは儲からないと言ってしまえば、そこにバカの壁が生まれるだけだ、ま、そういう結論をちょっと持ってしまいました。
何を言いたい?
とりあえず、「肯定語を使え、否定語を使うな」というのが、私の成功のイメージを構成する一つの柱なんだといいたいわけです。
明日は、もう少し具体的な話をしてみます。