人事異動は嫌い？

某局、4月1日付けで人事異動。
最近は、新入社員の採用も不定期になり、4月にフレッシュな顔を見るのも珍しくなったラジオ業界です。
しかも、売上げが年々落ちているのですから、社員を新たにとってもペイする自信がないかもしれません。
春はまだまだ遠いですねえ・・。
さて、この人事異動、私がサラリーマンの時に受けた回数が計６回。
サラリーマン生活19年間に６回ですから、ほぼ３年あまりで1回部署を変えさせられたことになります。
新入社員の時の配属は、制作のアシスタント、それから編成事務に移り、しばらくして制作ディレクター、営業外勤、制作ディレクター、東京転勤で制作プロデューサー、ミュージックバード出向という経緯です。
そのたびに人事の内示があり、そして発令、業務の引継ぎ、歓送迎会と、人事異動というのは実に鬱陶しいと実感したわけです。
これも一つの通過儀礼と考えれば、セレモニー的価値はあるのでしょうが、個人的には不愉快な気分もまた禁じえないというのが正直なところです。
大体、労働者なんか歯車のひとつだ、人間として扱われるなんて期待しない方がいいと言われてきた世代です。
将棋の駒のように、人事権力者に動かされ、利用されるだけという諦念は今もあるわけです。
人事異動は、人を生かすために行うのだと言う考え方も否定できませんが、全部が全部そういうわけではないというのも事実です。
私、とにかく人事異動というのは好きではありません。


さて、これからあるアーチストのライブがあり、出かけないといけません。
バンド名をPicture　Perfectといい、男女の混成デュオです。
4月からプロモーションを手伝うことになり、そのための打合せも兼ねています。
彼らの紹介は、またこの欄でもすることになるでしょう。
その時はどうぞよろしく、です。