フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

杓子定規・3

携帯電話アップバージョンは削除させていただきました。
では、本日の更新をば。


生CM、一本10万円。
本当にそんな価値があるのか、それはどうしたらわかるでしょうか。
私はこう思います。
実際、自分が商品を販売するとして、ラジオ局に1回10万円払ってそれに見合うレスポンスが消費者から返ってきたら、ま、納得できるだろうと思うのです。
返ってこなければ、そんな商品を10万円で売った営業マンを恨むでしょう。
営業マンの皆さん、そんな恨みを買いたいとは誰も思わないですよね。
だから、生CM一本の値段は、杓子定規に10万円と言ってはいけないような気がしませんか。
クライアントはその生CMを買うことによって、どれだけの利益が生まれるのか、私は放送局なら売値はクライアントが得る利益にシンクロさせるべきだと思うわけです。
大企業はまだいいですよ。
中小とか零細企業、町の自営業者、シビアですよ、その値段設定は。
基本は、放送局もクライアントもWIN-WINの関係でなければいけません。
損してまで、放送局は安くすべきだとは思いません。
でも、相手が金を出すからといって、そのクライアントが得る利益以上に売値を設定してはいけないのです。
そんなことをすれば、クライアントは拡大再生産構造にはなりません。
拡大再生産構造にあって始めて、クライアントは金の卵を産むガチョウになるのです。
金の卵を産む以上のものをガチョウに求めることは、ガチョウの腹を掻っ捌くの同じことなのです。
本当、ガチョウの腹を掻っ捌いている局の人間、多いですよ。
広告代理店にもそういう連中います。
何億という金を出させて、そして破綻させる、でも何億という売上げがあったからいいか、なんてことを平然という代理店マンも少なからずいるのです。
次の年からは、また一からやり直すのでしょうか。
クライアントには、無理をしない程度に金の卵を産んでもらえればいいのです。
それ以上のものを望むなどということが、自然の摂理としてありうるのか、もっと業界人は考えるべきだと思うのです。
いわんや、コミュニティFMにおいてをや。
明日もこの続きを。