どこまで落ちるの？

ある民放局の今年度の売り上げ予想を教えていただきました。
恐ろしいほど下がっています。
持ち直しする可能性はあるのですかと聞くと、まず無理でおしまいでした。
全国のラジオ局、今年度軒並み赤字というのもありえるかもしれません。
とにかくスポットの減り方はひどいですね。
かっては、一回の出稿200万なんていうのもざらにあったのですが、短期の出稿の単位が一桁下がっているのではという印象でした。
私の営業時代には、単発的なスポット出稿だけでも私一人で月1000万を越えることもしばしばありましたが、そんなラジオ局は今はないよという声すら聞こえてくるようになっています。
ラジオは、本当に広告メディアとしての魅力が薄れてきたんですね。
いや、他のメディア（特にインターネット関連）が、それ以上に魅力的になったのかもしれません。
前以上に、クロスメディア的視点が必要になっているようです。
とにかく、今一番トレンディなメディアにのっかってしまうこと、ラジオを売る近道といえばそれしかありません。
とにかくタイアップ、タイアップ、見えないメディアを見せるメディアに変える、その方法論を模索しないと。
ということで、現在その答えを企画書に書きためる作業を始めています。
問題はラジオ局側が、どこまで企画意図を理解してくれるかでしょう。
理解できなければ、ただ自然にまかせて売り上げが落ちていくだけでしょうね、多分。